今年、チーム創設50年目を迎えたロサンゼルス・クリッパーズにとって、2019-20シーズンは特別なシーズンになるはずだった。
昨夏にチームはカワイ・レナード、ポール・ジョージというリーグ最高の2ウェイプレーヤーの獲得に成功。この2枚看板を筆頭に、守備力に秀でたガードのパトリック・ベバリー、成長著しいビッグマンのイビツァ・ズバッツ、ピュアシューターのランドリー・シャメット、平均15点は朝飯前のルー・ウィリアムズとモントレズ・ハレルなど先発にも控えにも強力なメンバーを揃え、シーズン前は優勝候補にも挙げられていた。
開幕戦でレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの強力デュオ擁するロサンゼルス・レイカーズを下すと、クリスマスの対戦でも勝利。第1シードの座はそのライバルに譲ったが、ウエスタン・カンファレンス2位の49勝23敗という好成績を残し、自信を持ってプレーオフに挑んだ。
1回戦ではルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスを4勝2敗で撃破すると、カンファレンス準決勝ではデンバー・ナゲッツに4試合終了時点で3勝と先に王手をかける。しかしそこから悪夢の3連敗を喫して逆転負け。第5~7戦はいずれも2桁のリードを守り切れず、チーム史上初のカンファレンス決勝進出はまたもお預けとなった。
そんななか、かつてクリッパーズでプレーし、現在は『ESPN』でアナリストを務めるポール・ピアースは、プレーオフでチームが失速した理由のひとつに、コート上でのリーダーシップの欠如を挙げている。
現にナゲッツ戦ではジョージとハレルが口論を繰り広げ、シリーズ敗退後にはウィリアムズが「ケミストリーはなかった」と語るなど、昨季のチームにまとまりがなかったのは事実だった。
レナードとジョージの2大エースが健在である限り、来季もプレーオフ進出は堅い。ただ王者レイカーズを下し、ファイナルに勝ち進むためにはロースターの見直しが必要だ。
そこでピアースは『ESPN』の「The Jump」で、チームにリーダーシップをもたらせる選手として、元チームメイトのラジョン・ロンドの名前を挙げている。
「今頭に浮かぶのはラジョン・ロンドだ。クリッパーズは彼のような選手を調べる必要がある。ロンドはロッカールームに必要な男。2度のチャンピオンであり、誰もが尊敬できる選手だからね」
昨夏にチームはカワイ・レナード、ポール・ジョージというリーグ最高の2ウェイプレーヤーの獲得に成功。この2枚看板を筆頭に、守備力に秀でたガードのパトリック・ベバリー、成長著しいビッグマンのイビツァ・ズバッツ、ピュアシューターのランドリー・シャメット、平均15点は朝飯前のルー・ウィリアムズとモントレズ・ハレルなど先発にも控えにも強力なメンバーを揃え、シーズン前は優勝候補にも挙げられていた。
開幕戦でレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの強力デュオ擁するロサンゼルス・レイカーズを下すと、クリスマスの対戦でも勝利。第1シードの座はそのライバルに譲ったが、ウエスタン・カンファレンス2位の49勝23敗という好成績を残し、自信を持ってプレーオフに挑んだ。
1回戦ではルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスを4勝2敗で撃破すると、カンファレンス準決勝ではデンバー・ナゲッツに4試合終了時点で3勝と先に王手をかける。しかしそこから悪夢の3連敗を喫して逆転負け。第5~7戦はいずれも2桁のリードを守り切れず、チーム史上初のカンファレンス決勝進出はまたもお預けとなった。
そんななか、かつてクリッパーズでプレーし、現在は『ESPN』でアナリストを務めるポール・ピアースは、プレーオフでチームが失速した理由のひとつに、コート上でのリーダーシップの欠如を挙げている。
現にナゲッツ戦ではジョージとハレルが口論を繰り広げ、シリーズ敗退後にはウィリアムズが「ケミストリーはなかった」と語るなど、昨季のチームにまとまりがなかったのは事実だった。
レナードとジョージの2大エースが健在である限り、来季もプレーオフ進出は堅い。ただ王者レイカーズを下し、ファイナルに勝ち進むためにはロースターの見直しが必要だ。
そこでピアースは『ESPN』の「The Jump」で、チームにリーダーシップをもたらせる選手として、元チームメイトのラジョン・ロンドの名前を挙げている。
「今頭に浮かぶのはラジョン・ロンドだ。クリッパーズは彼のような選手を調べる必要がある。ロンドはロッカールームに必要な男。2度のチャンピオンであり、誰もが尊敬できる選手だからね」