ラジョン・ロンドは、今季のロサンゼルス・レイカーズが10年ぶり17度目のリーグ制覇を果たす原動力となった選手の1人だ。バックアップPG(ポイントガード)としてチームを支え、プレーオフでは平均8.9点、6.6アシスト、FG(フィールドゴール)成功率45.5%、3ポイント成功率40.0%とレギュラーシーズンを上回る数字を残し、ファイナルでも要所で見事な活躍を披露するなど、大舞台で眩いばかりの輝きを放ってみせた。
14年のNBAキャリアでアシスト王を獲得すること3回(2012、13、16)、スティール王も1度(2010)、オールスターには4度選出(2010~13)。オールNBAチームに1度(2012/3rd)、オールディフェンシブチームに4度(2010、11/1st、2009、12/2nd)選ばれたほか、キャリア2年目の2008年にはボストン・セルティックスでビッグ3(ポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレン)とともに優勝を経験した。
ただ、色濃いキャリア前半を過ごした一方で、弱点であるアウトサイドシュートに改善が見られないこと、また唯我独尊の性格なども災いし、近年はジャーニーマン化。残してきた実績は十分だが、若手時代に“将来のリーグNo.1PG候補”と目されたほどの活躍はできなかったと言えるだろう。
ここまでのレギュラーシーズン通算成績は、873試合の出場で平均10.2点、4.7リバウンド、8.3アシスト、1.7スティール、FG成功率45.8%、3ポイント成功率31.6%。今季2個目のチャンピオンリングを獲得したが、前述の実績を含めて殿堂入りできるかは微妙なラインだ。
ただ、アイザイア・トーマスはロンドが殿堂入りすると予想しているという。1989、90年にデトロイト・ピストンズを連覇に導き、自身も殿堂入りを果たしているレジェンドPGは、ロンドについてこう語った。
「ロンドは将来殿堂入りするだろう。なぜなら彼は最も賢い選手の1人であり、そしてチャンピオンだからだ。私はいつも彼を“天才”と呼んでいるんだ」
偉大なPGの先輩から太鼓判を押されたロンド。はたしてこの先さらに実績を積み上げ、殿堂入りを確実なものとすることができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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14年のNBAキャリアでアシスト王を獲得すること3回(2012、13、16)、スティール王も1度(2010)、オールスターには4度選出(2010~13)。オールNBAチームに1度(2012/3rd)、オールディフェンシブチームに4度(2010、11/1st、2009、12/2nd)選ばれたほか、キャリア2年目の2008年にはボストン・セルティックスでビッグ3(ポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレン)とともに優勝を経験した。
ただ、色濃いキャリア前半を過ごした一方で、弱点であるアウトサイドシュートに改善が見られないこと、また唯我独尊の性格なども災いし、近年はジャーニーマン化。残してきた実績は十分だが、若手時代に“将来のリーグNo.1PG候補”と目されたほどの活躍はできなかったと言えるだろう。
ここまでのレギュラーシーズン通算成績は、873試合の出場で平均10.2点、4.7リバウンド、8.3アシスト、1.7スティール、FG成功率45.8%、3ポイント成功率31.6%。今季2個目のチャンピオンリングを獲得したが、前述の実績を含めて殿堂入りできるかは微妙なラインだ。
ただ、アイザイア・トーマスはロンドが殿堂入りすると予想しているという。1989、90年にデトロイト・ピストンズを連覇に導き、自身も殿堂入りを果たしているレジェンドPGは、ロンドについてこう語った。
「ロンドは将来殿堂入りするだろう。なぜなら彼は最も賢い選手の1人であり、そしてチャンピオンだからだ。私はいつも彼を“天才”と呼んでいるんだ」
偉大なPGの先輩から太鼓判を押されたロンド。はたしてこの先さらに実績を積み上げ、殿堂入りを確実なものとすることができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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