10度のオールスター出場を誇るカーメロ・アンソニーは、昨年11月にポートランド・トレイルブレイザーズと契約。35歳のフォワードは加入後すぐに持ち前の得点力を発揮し、デイミアン・リラード、CJ・マッカラムに次ぐ、３番手スコアラーとして平均15.4点を叩き出し、チームのプレーオフ進出に貢献した。

　オフにフリーエージェントとなったカーメロだが、ブレイザーズと再契約を締結。今季は新戦力の加入でキャリア初のベンチスタートになるが、本人は「チームのために必要とされていること」と新たな役割を受け入れ、開幕に向けて準備を進めている。

　そんなカーメロが自身のインスタグラムで新しい髪形を披露。昨季までは短髪スタイルだったが、コーンロウ（編み込みヘア）にイメチェンした写真を投稿した。

　アレン・アイバーソンやラトレル・スプリーウェルを筆頭に、2000年代にNBA選手の間で大流行したコーンロウ。現役でもロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナード、昨季のファイナルではロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスやケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ラジョン・ロンドらがこの髪形でプレーしていた。
  　当のカーメロもシラキュース大時代からデンバー・ナゲッツに在籍していた2007－08シーズンまでコーンロウで活躍。一時は彼のトレードマークとなっていただけに、久々の復活となった。

　この投稿には30万近くの「いいね！」が寄せられ、ファンから「ルーキー時代のメロだ」「（ナゲッツ時代に着用していた）15番時代を思い出す」「デンバー・メロが戻ってきた」など、好意的な意見が多く寄せられた。

　キャリア通算1122試合のうち、1114試合でスターターを務めてきたカーメロ。今季でNBA18年目を迎える36歳の大ベテランは、“初心”の髪形に戻り、ベンチからどのような活躍を見せてくれるか楽しみだ。

構成●ダンクシュート編集部

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