もうすぐ、コビー・ブライアントがこの世を去ってから1年が経過する。しかし、2020年1月26日(日本時間27日、日付は以下同)に起きた悲劇的な事故からどれだけの月日が経っても、人々は毎日のように彼の名を口にし、コビーを忘れたことは片時もないだろう。
コビーと同じロサンゼルス・レイカーズのレジェンドOB、マジック・ジョンソンもその1人だ。『Los Angeles Times』のブロドリック・ターナー記者によれば、マジックはメディアに対して話をする時はいつもコビーの話題に触れていたという。
「ZOOMなどで話をする時は、毎回彼の名前を口にしていた。『あなたにとってこの1年はどんな年だったか』と聞かれるたびに、私はレイカーズがどのようにして優勝を成し遂げたかについて話すんだけど『彼らはコビーのために勝ったんだ』といつも言っているよ。そしてその後のQ&Aでも、必ずコビーについての質問をされるんだ。45回やって、45回ともね」
そしてマジックは、コビーも選出された2020年のバスケットボール殿堂入りについても言及した。本来なら昨年8月に式典が開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で今年5月に延期に。改めて行なわれるそのセレモニーで、“コビーならこんなスピーチをしていただろう”という予想を笑いながら話した。
「彼はおそらく、これまでの式典のなかでも最高のスピーチを披露しようとしていただろう。なぜなら彼はあんなにも競争心旺盛だからね(笑)。彼は私やマイケル(ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)のスピーチを聞いていたはず。そしてこう言っただろう。『OK、これから殿堂入りセレモニーにおいて史上最高のスピーチをするつもりだ』とね」
バスケットボールのみならず、あらゆる分野において負けず嫌いのコビーなら、確かにこれまでの誰よりも素晴らしいスピーチを披露していたに違いない。それを聞くことができないのは残念だが、5月に行なわれる式典では、改めてコビーの偉大さに触れられるはずだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】「Mr.レイカーズ」&「Mr.NBA」史上最高のスーパースター、コビー・ブライアント特集!
コビーと同じロサンゼルス・レイカーズのレジェンドOB、マジック・ジョンソンもその1人だ。『Los Angeles Times』のブロドリック・ターナー記者によれば、マジックはメディアに対して話をする時はいつもコビーの話題に触れていたという。
「ZOOMなどで話をする時は、毎回彼の名前を口にしていた。『あなたにとってこの1年はどんな年だったか』と聞かれるたびに、私はレイカーズがどのようにして優勝を成し遂げたかについて話すんだけど『彼らはコビーのために勝ったんだ』といつも言っているよ。そしてその後のQ&Aでも、必ずコビーについての質問をされるんだ。45回やって、45回ともね」
そしてマジックは、コビーも選出された2020年のバスケットボール殿堂入りについても言及した。本来なら昨年8月に式典が開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で今年5月に延期に。改めて行なわれるそのセレモニーで、“コビーならこんなスピーチをしていただろう”という予想を笑いながら話した。
「彼はおそらく、これまでの式典のなかでも最高のスピーチを披露しようとしていただろう。なぜなら彼はあんなにも競争心旺盛だからね(笑)。彼は私やマイケル(ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)のスピーチを聞いていたはず。そしてこう言っただろう。『OK、これから殿堂入りセレモニーにおいて史上最高のスピーチをするつもりだ』とね」
バスケットボールのみならず、あらゆる分野において負けず嫌いのコビーなら、確かにこれまでの誰よりも素晴らしいスピーチを披露していたに違いない。それを聞くことができないのは残念だが、5月に行なわれる式典では、改めてコビーの偉大さに触れられるはずだ。
構成●ダンクシュート編集部
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