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NBA

渡邊雄太が本契約を結ぶ“Xデー”は?トレード期限日までの動きがカギに〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.08

チームに不可欠な存在となった渡邊。本契約コンバートへの期待が日に日に高まっている。(C)Getty Images

チームに不可欠な存在となった渡邊。本契約コンバートへの期待が日に日に高まっている。(C)Getty Images

 キャリア3年目の今季、渡邊雄太はフリーエージェントとしてトロント・ラプターズのトレーニングキャンプに参加し、エキジビット10契約(チーム側がオプションを保持する無保証の1年契約)を締結。プレシーズンゲームでアピールに成功すると、開幕前に2WAY契約を結び、ロースターに名を連ねた。

 シーズン最初の3試合こそ出場機会に恵まれなかったものの、4戦目以降はセカンドユニットの一員としてローテーション入り。ここまで17試合に出場して平均12.2分、3.3点、3.1リバウンドの成績を残している。

 昨季まで2シーズン所属していたメンフィス・グリズリーズでは主力不在時の控え、あるいはガベージタイムの起用が大半だった。しかし今季はローテーションの一員として起用されているため、渡邊としても昨季までとの違いに手応えを感じている。

「メンフィスではあまり出番をもらえず、ベンチに座っている時間帯にチームメイトたちの応援ばかりしていました。でも今はチャンスをもらえていますし、自分にできることをやって、チームに貢献できていると感じています。だから本当に良い気分です」
 
 攻守両面で献身的な働きを見せる渡邊は、今やチームに不可欠な存在だと言っていい。そこで気になるのは、渡邊の契約の行方だろう。

 今季、2WAY契約を結ぶ選手たちは通常の45試合(チーム練習含む)ではなく50試合まで出場できることから、渡邊は後半戦の途中まで同契約下でプレーできる。ラプターズは1月19日にアレックス・レン(現ワシントン・ウィザーズ)をカットしたことでロースター枠をひとつ空けているものの、補強には動いていないことから、渡邊と本契約を結ぶための枠と見ることもできそうだ。

 昨季は特例としてプレーオフに出場できたが、本来、2WAY契約の選手はプレーオフに出場できないため、ローテーション入りしている渡邊との契約をどうするのかは悩みどころだろう。今季はクラッチタイムでコートに立った試合もあるだけに、プレーオフでもロースターに残しておきたいはずだ。

 となると、渡邊が今季中に本契約を結ぶことができるかどうか、カギとなりそうなのは3月25日(日本時間26日)のトレードデッドラインか。この日までにラプターズが補強に動き、本契約の選手を増やす可能性もあるが、一方でプレーオフを戦う上で戦力を見極め、渡邊を本契約にコンバートすることも考えられる。

 2WAY契約を結べるのはキャリア4年目の選手までという規定があるため、渡邊がこの契約でプレーできるのは今季を含めてあと2年 。一昨季のNBAチャンピオン、ラプターズと本契約を締結すること。おそらくそれが現時点での最高のシナリオだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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