2月7日(日本時間8日、日付は以下同)、ニューヨーク・ニックスとデトロイト・ピストンズの間でトレードが成立。デニス・スミスJr.、2021年のドラフト2巡目指名権との交換で、デリック・ローズが古巣ニックスに復帰することとなった。
今季のピストンズはここまで5勝18敗、リーグ最下位に沈んでいる。そんな状況下でもローズは腐らずエネルギッシュなプレーを披露していたが、キャリアの晩年に差し掛かっている32歳のローズにとって、再建期の真っ只中にあるピストンズは、最適な環境とは決して言えなかっただろう。
そんなベテランポイントガードに、他球団は熱視線を送っていた。実際に1月末には、ニックスやロサンゼルス・クリッパーズが獲得を狙っているとの報道も流れた。そして2月6日に行なわれたピストンズ対ロサンゼルス・レイカーズの試合を、ローズは“個人的理由”で欠場。この時点で移籍が決定していたと考えられ、翌7日に成立と相成った。
ニックスの指揮を執るトム・シボドー・ヘッドコーチ(HC)とローズは、シカゴ・ブルズ時代に2010~15年まで5シーズンにわたり共闘。シボドーがブルズのHCに就任した初年度の2010-11シーズン、ローズは平均25.0点、7.7アシストをマークしてチームをリーグ最高成績(62勝20敗)に導き、シーズンMVPに輝いた。
しかし2012年のプレーオフ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとの1回戦の第1戦で、ローズは左ヒザの前十字靭帯を断裂。翌シーズンは全休を強いられ、以降も相次ぐケガに悩まされることになる。
そして2015年オフにシボドーはブルズを退団し、ローズとの師弟コンビは解消され、ローズ自身も2016年オフにトレードでブルズから放出された。
その時の移籍先となったのがニックスだ。この時のチームにはカーメロ・アンソニー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)やクリスタプス・ポルジンギス(現ダラス・マーベリックス)、ジョアキム・ノアといったタレントが揃っていたが、機能することなくレギュラーシーズンは31勝51敗と低迷。プレーオフを逃し、ローズも1年で退団することになった。
今季のピストンズはここまで5勝18敗、リーグ最下位に沈んでいる。そんな状況下でもローズは腐らずエネルギッシュなプレーを披露していたが、キャリアの晩年に差し掛かっている32歳のローズにとって、再建期の真っ只中にあるピストンズは、最適な環境とは決して言えなかっただろう。
そんなベテランポイントガードに、他球団は熱視線を送っていた。実際に1月末には、ニックスやロサンゼルス・クリッパーズが獲得を狙っているとの報道も流れた。そして2月6日に行なわれたピストンズ対ロサンゼルス・レイカーズの試合を、ローズは“個人的理由”で欠場。この時点で移籍が決定していたと考えられ、翌7日に成立と相成った。
ニックスの指揮を執るトム・シボドー・ヘッドコーチ(HC)とローズは、シカゴ・ブルズ時代に2010~15年まで5シーズンにわたり共闘。シボドーがブルズのHCに就任した初年度の2010-11シーズン、ローズは平均25.0点、7.7アシストをマークしてチームをリーグ最高成績(62勝20敗)に導き、シーズンMVPに輝いた。
しかし2012年のプレーオフ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとの1回戦の第1戦で、ローズは左ヒザの前十字靭帯を断裂。翌シーズンは全休を強いられ、以降も相次ぐケガに悩まされることになる。
そして2015年オフにシボドーはブルズを退団し、ローズとの師弟コンビは解消され、ローズ自身も2016年オフにトレードでブルズから放出された。
その時の移籍先となったのがニックスだ。この時のチームにはカーメロ・アンソニー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)やクリスタプス・ポルジンギス(現ダラス・マーベリックス)、ジョアキム・ノアといったタレントが揃っていたが、機能することなくレギュラーシーズンは31勝51敗と低迷。プレーオフを逃し、ローズも1年で退団することになった。