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NBA

八村塁は22歳最後の試合で今季ワーストの5得点…攻守で精彩を欠いてウィザーズ大敗〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.08

3試合連続で2桁得点をあげていた八村だが、この日は3ポイント1本とFT2本成功のみの5得点に終わった。(C)Getty Images

3試合連続で2桁得点をあげていた八村だが、この日は3ポイント1本とFT2本成功のみの5得点に終わった。(C)Getty Images

 2月7日(日本時間8日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズは敵地スペクトラム・センターに乗り込み、シャーロット・ホーネッツと一戦を交えた。

 ウィザーズは開始からブラッドリー・ビールが右コーナーからショートジャンパー、左コーナーから長距離砲を沈め、デニ・アブディヤのエルボージャンパーも続いて7-0と好スタートを切る。しかし、コディ・ゼラーに今季初の3ポイントを決められるなど9得点を奪われ、ホーネッツ優勢の展開に。

 この試合の翌日に23歳の誕生日を迎える八村塁は、主にPJ・ワシントンとマッチアップ。第1クォーター残り7分24秒にリング下でファウルされ、フリースロー2本を着実に決めるも、ショットを放つ機会はほとんどなく、残り4分35秒にベンチへ。

 第2クォーター残り7分21秒にコートへ戻った八村だが、中盤にリング下でパスをもらうもショットミス、こぼれ球を拾ってすかさずショットを狙うも背後からブロックに遭う。残り5分24秒には右ベースラインをドライブしてリング下まで持ち込むも、2人のディフェンダーが襲い掛かり、またもブロックの餌食となった。

 17点ビハインド(52-69)で迎えた後半。ウィザーズはラッセル・ウエストブルック、ビール、八村はそのままに、デニ・アブディヤをダービス・ベルターンス、アレックス・レンをモリッツ・ヴァグナーに代えた布陣で臨むも、ホーネッツとの点差は広がるばかり。
 
 そのなかで、八村は残り9分20秒に右コーナーから長距離砲を綺麗に放り込み、オフェンシブ・リバウンドにつなげる働きも見せた。だが残り4分7秒に狙ったワンハンドダンクはビスマック・ビオンボにブロックされ、残り3分51秒にベンチへと退いた。

 結局、試合はホーネッツが119-97でウィザーズに快勝。テリー・ロジアーが5本の3ポイントを含む26得点、ゴードン・ヘイワードが25得点、ラメロ・ボールが19得点、7リバウンド、5アシスト、ゼラーが16得点、7リバウンド。さらにはベンチのマイルズ・ブリッジズが11得点、14リバウンド、マリーク・モンクが11得点、7リバウンドをマーク。

 敗れたウィザーズでは、ビールがゲームハイの31得点、ロビン・ロペスが14得点、ウエストブルックが12得点、11リバウンド、9アシスト。八村は22分55秒の出場でフィールドゴール16.7%(1/6)、3ポイント100.0%(1/1)、フリースロー100.0%(2/2)で5得点に6リバウンド、1スティールという結果に。

 2月に入ってから3試合連続で2桁得点と好プレーを見せていた八村だが、この日は得点と出場時の±(-29)で今季ワーストの結果に終わった。

文●秋山裕之(フリーライター)

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