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“2年目”の八村塁はどんな存在?新人と重鎮がそれぞれの視点で回答「助けてくれる」「僕の指導は必要ない」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.12

アブディヤ(左)らウィザーズの選手が、チームメイトの八村について語った。(C)Getty Images

 2月11日(日本時間12日)、ワシントン・ウィザーズの2選手が練習後のメディア会見に応じ、チームメイトの八村塁について語った。

 昨年のドラフトで八村と同じ全体9位指名で入団したルーキーのデニ・アブディヤは、「ルイは素晴らしい人だ。僕たちは共通点がたくさんある」と言及。イスラエル出身でともに母国の期待を背負う海外選手の視点でコメントした。

「彼は大学に行っていたけど、僕たちはともに海外から来ている。彼はいろいろと助けてくれるよ。昨シーズンはルーキーだったから、ルーキーが乗り越えなければいけないことなどたくさん教えてくれる」

 昨季の八村がそうだったように、今季のアブディヤも大きな注目を浴びながら、コート外では新人の雑用をこなし、試合では貴重な戦力として貢献している。ここまで18試合中16試合で先発を務め、平均7.0点、4.6リバウンド、3ポイント成功率38.3%を記録。そんな即戦力ルーキーも試合では先輩を頼りにしているようで、「コート上のルイはタフガイだ。競争心が強く、このチームに不可欠だ」と語った。
 
 一方、12年のNBAキャリアを誇り、今季からウィザーズに加わったベテランのロビン・ロペスは、同じインサイドプレーヤーの立場から八村についてコメントした。

 インタビュアーから「八村選手とは先輩・後輩のような関係ですか」と問われると、「そんなことないよ」と笑顔で否定。「彼には僕の指導は必要ない。彼の好きなところは、お互いポストアップする選手というところ。そういう選手はどこのチームにもそういないからね。彼のペイント付近でのプレーが大好きだ」と、インサイドを中心に得点を重ねる八村のプレーを称賛した。

 今季15試合に出場している八村は、チーム4位の平均13.3点、同3位の5.4リバウンドを記録。1月には隔離による2週間以上の離脱を余儀なくされたものの、直近の6試合では5試合で2桁得点&5リバウンド以上と徐々に調子を上げている。

 現在6勝16敗でイースタン・カンファレンス14位のウィザーズは次戦、11勝15敗で9位のニューヨーク・ニックスと対戦。エースのブラッドリー・ビールが休養で不在のなか、八村をはじめ、アブディヤ、ロペスらチーム一丸で勝利をもぎ取りたい。

構成●ダンクシュート編集部
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