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NBA

不振のセルティックスは覚悟が足りない?トンプソンが改革に着手「たるんだヤツの尻に火をつける」〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.19

フルメンバーが揃わず、調子の上がらないセルティックス。新加入のトンプソンは不振のチームを救えるか。(C)Getty Images

フルメンバーが揃わず、調子の上がらないセルティックス。新加入のトンプソンは不振のチームを救えるか。(C)Getty Images

 イースタン・カンファレンス屈指の戦力を有するボストン・セルティックスは、今季もNBAファイナル進出候補の一角として注目を集めていた。

 ところが、28試合を消化した2月18日(現地19日、日付は以下同)時点で14勝14敗(勝率50.0%)のイースト5位。デトロイト・ピストンズやワシントン・ウィザーズといった下位チームにも敗れるなど、ここ7戦で2勝5敗と調子を落としている。

 確かに、今季のセルティックスはケンバ・ウォーカーが開幕から出遅れ、ジェイソン・テイタムが新型コロナウイルスに感染し、今もその後遺症に苦しんでおり、現在はマーカス・スマートが右ふくらはぎを痛めて戦線離脱するなど、戦力が揃わない状況が続いている。

 だが今季から加入したビッグマンのトリスタン・トンプソンは、2月17日のアトランタ・ホークス戦に敗れた後、このように語った。

「俺たちはもはやハンターなんかじゃない。(相手チームに)追われる立場なんだ。ここ4年間で3度もカンファレンス・ファイナルに進出しているからな。そういった成功があるから、相手はカレンダーに印をつけて挑んでくる。サディーク・ベイ(ピストンズ)が30得点したように、俺たちを相手にキャリアハイの活躍をする選手たちがいる。でもそれは受け入れてはいけないことなんだ」
 
 ウィザーズ戦ではブラッドリー・ビールが35得点、ホークス戦ではトレイ・ヤングが40得点の爆発を見せるなど、セルティックスはイースト屈指の強豪として認知されているがゆえに、相手チームが目の色を変えて挑んでおり、現状ではその勢いに屈してしまっている。

 もっとも、セルティックスが今の戦績に満足していないのは明白。テイタムやスマート、ジェイレン・ブラウンはカンファレンス・ファイナルを複数回経験しており、今季こそはと燃えている。クリーブランド・キャバリアーズ時代にセルティックスとプレーオフで何度も対戦したトンプソンは、2016年にNBAチャンピオンとなった経験があるだけに、チームを“自分のやり方“で鼓舞することを公言した。

「たるんだヤツがいれば、俺がそいつの尻に火をつけるし、逆の場合でもそう。そうしていくことで、チームをさらに引っ張っていく」

 トンプソンはここまで26試合(うち先発21試合)に出場して平均22.5分、7.0点にチームトップの8.3リバウンドを記録。ペイントエリアにおける肉弾戦で身体を張っている。

 レギュラーシーズンはまだ半分以上残っており、イースト首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(19勝10敗/勝率65.5%)とは4.5ゲーム差と、大差がついているわけではない。ここからセルティックスがどこまで挽回できるか、注目したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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