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NBA

ニックスのランドルはオールスター初出場なるか?「数字がモノを言っている」とシボドーHCも太鼓判〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.20

キャリアベストのシーズンを送るランドル。シボドーHCとバレットも「オールスターに選ばれるべき」と太鼓判を押す。(C)Getty Images

キャリアベストのシーズンを送るランドル。シボドーHCとバレットも「オールスターに選ばれるべき」と太鼓判を押す。(C)Getty Images

 2月18日(日本時間19日、日付は以下同)。NBAは3月7日に開催されるオールスターゲームの、キャプテンとスターター枠の計10選手を発表した。

 今後は、23日にヘッドコーチ(HC)投票によって選出されたイースタン・カンファレンス、ウエスタン・カンファレンスのリザーブメンバー計14選手も発表。3月4日に各カンファレンスのファン投票でトップに立ったケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンとしてドラフトし、オリジナルチームを形成していく。

 リザーブメンバーとして選ばれることが濃厚なのは、ウエストではデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベア(ともにユタ・ジャズ)。イーストではジェームズ・ハーデン(ネッツ)やジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン(ともにボストン・セルティックス)といった面々。そんな中、ニューヨーク・ニックスのトム・シボドーHCは、今季チームを牽引するジュリアス・ランドルのオールスター初選出についてコメントを残した。
 
「数字がモノを言っている。勝利する上でインパクトを残していると思う。もし彼がこのチームで自らの役割をこなしきれていなければ、我々は今の位置にいることができていないかもしれない。彼はこのチームのエンジンなんだ。それが認知されることを願うよ。彼は(オールスターに)十分値する」

 ニックスは18日終了時点でイースト7位の14勝16敗。8シーズンぶりのプレーオフ進出を狙うチームにおいて、ランドルは今季いずれもキャリアハイとなる平均36.7分、23.2点、10.9リバウンド、5.5アシストをマークするなど、ニックスの最重要人物として活躍を続けている。

 チームメイトのRJ・バレットは、大黒柱についてこう話す。

「正直な話、彼はすべてをやってのけている。効率良くプレーしているし、このチームを引っ張っているだけでなく、勝利へと導いているんだ。今僕らはいい位置にいる。彼は間違いなく選ばれるべきだと思うね」

 ニックス在籍2年目、キャリア7年目のランドルは、今季間違いなく自己最高のシーズンを送っている。イーストのフロントコートにはテイタムやバム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)、ドマンタス・サボニス(インディアナ・ペイサーズ)、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)、ジェレミー・グラント(デトロイト・ピストンズ)といったライバルたちがいるものの、ランドルが自身初のオールスター入りを果たす可能性は十分あるのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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