3月30日、国際バスケットボール連盟(FIBA)が2020年のFIBA殿堂入りメンバーを発表し、元日本代表で現在男子代表のアシスタントコーチを務める佐古賢一氏(50)が選出された。日本人では、元FIBA委員でアジアバスケットボール連盟の設立などに関わった植田義巳氏(2007年・貢献者枠)以来2人目。選手枠では初の快挙となった。
今回の殿堂入りは、新型コロナウイルスの影響により延期となっていた2020年選出対象者として発表。選手枠では佐古氏のほか、カナダ出身の元NBA選手で、現在ブルックリン・ネッツのヘッドコーチを務めるスティーブ・ナッシュら計9人が選ばれている。
神奈川県横浜市出身の佐古氏は、北陸高校(福井)3年時の1988年にインターハイ優勝を経験後、中央大学を経て、いすゞ自動車とアイシン(現シーホース三河)で活躍。18年のキャリアで9度のトップリーグ優勝、3度のMVP受賞、天皇杯優勝12回など輝かしい実績を残した。
日本代表の司令塔としても長年主軸を担い、95年に福岡で行なわれたユニバーシアードではアレン・アイバーソンやティム・ダンカン、レイ・アレンらを擁したアメリカ代表に次ぐ準優勝。97年のアジア選手権でも準優勝を果たし、31年ぶりとなるFIBA世界選手権(現ワールドカップ)出場に導いた。
佐古氏は日本バスケットボール協会を通じて、「FIBAから殿堂入りが決定したというご連絡をいただき、大変驚いています。と同時に、大変名誉なことと嬉しく思います」とコメント。「自分に関わってくださった指導者の方、チームメイトをはじめとする仲間たち、そして応援してくださった皆様など多くの方のご助力があってのことと思っています。この場をお借りして、あらためて感謝をお伝えします」と、喜びを語った。
2019年にはコーチとして日本のワールドカップ出場に尽力した"ミスター・バスケットボール"。アンダーカテゴリーのヘッドコーチも務めるなど現在は後進の育成に力を入れており、「私がかつてそうしていただいたように、今度は自分が若い選手たちの飛躍のお手伝いをしていきたいと思います」と語っている。
今回発表されたメンバーは、2021年殿堂入りメンバーとともに、6月18日に表彰される予定だ。
構成●ダンクシュート編集部
今回の殿堂入りは、新型コロナウイルスの影響により延期となっていた2020年選出対象者として発表。選手枠では佐古氏のほか、カナダ出身の元NBA選手で、現在ブルックリン・ネッツのヘッドコーチを務めるスティーブ・ナッシュら計9人が選ばれている。
神奈川県横浜市出身の佐古氏は、北陸高校(福井)3年時の1988年にインターハイ優勝を経験後、中央大学を経て、いすゞ自動車とアイシン(現シーホース三河)で活躍。18年のキャリアで9度のトップリーグ優勝、3度のMVP受賞、天皇杯優勝12回など輝かしい実績を残した。
日本代表の司令塔としても長年主軸を担い、95年に福岡で行なわれたユニバーシアードではアレン・アイバーソンやティム・ダンカン、レイ・アレンらを擁したアメリカ代表に次ぐ準優勝。97年のアジア選手権でも準優勝を果たし、31年ぶりとなるFIBA世界選手権(現ワールドカップ)出場に導いた。
佐古氏は日本バスケットボール協会を通じて、「FIBAから殿堂入りが決定したというご連絡をいただき、大変驚いています。と同時に、大変名誉なことと嬉しく思います」とコメント。「自分に関わってくださった指導者の方、チームメイトをはじめとする仲間たち、そして応援してくださった皆様など多くの方のご助力があってのことと思っています。この場をお借りして、あらためて感謝をお伝えします」と、喜びを語った。
2019年にはコーチとして日本のワールドカップ出場に尽力した"ミスター・バスケットボール"。アンダーカテゴリーのヘッドコーチも務めるなど現在は後進の育成に力を入れており、「私がかつてそうしていただいたように、今度は自分が若い選手たちの飛躍のお手伝いをしていきたいと思います」と語っている。
今回発表されたメンバーは、2021年殿堂入りメンバーとともに、6月18日に表彰される予定だ。
構成●ダンクシュート編集部