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NBA

渡邊雄太がキャリアベストの大活躍でラプターズの勝利に貢献!「今夜はいい仕事ができた」と試合後は納得の表情<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.04.17

キャリアベストの大活躍で勝利に貢献した渡邊。さらなる自信につながったことだろう。(C)Getty Images

キャリアベストの大活躍で勝利に貢献した渡邊。さらなる自信につながったことだろう。(C)Getty Images

 4月16日(日本時間17日、日付は以下同)。トロント・ラプターズがホームでオーランド・マジックと激突し、113-102で下して2連勝を飾った。

 プレーイン・トーナメント進出をかけて負けられない戦いが続くラプターズは、ポール・ワトソンがキャリアハイの30得点をマーク。そのほか、スタンリー・ジョンソンが13得点、クリス・ブーシェが11得点、2ブロックを記録し、勝利に貢献した。

 そして、今季53試合目のアクティブロースター入りとなった渡邊雄太は、第1クォーター残り4分33秒からコートに立つと、ダンクにジャンパー、3ポイントを次々に沈めていき、終わってみればワトソンに次ぐ21得点、6リバウンド、2アシスト、1ブロックの大活躍。出場時間(26分57秒)、得点、フィールドゴール試投数(11本)と成功数(7本)、フリースロー試投数と成功数(いずれも5本)で自己最高を更新するキャリアナイトとなった。
 
「ここ数試合、凄くいいプレーができていました。このゲームを迎える時点でも凄く自信がありましたし、チームメイトたちも僕へ『アグレッシブにいけ、シュートを打ち続けろ』と言ってくれました。彼らにも感謝しています」

 試合後に渡邊がそう話したように、日本が誇る“選ばれし者”は過去4戦のうち2試合で2桁得点をマークしており、7試合連続で15分以上のプレータイムを獲得。得点面だけでなく、この日もゴール下で相手選手をスナップするなど好守を見せており、印象的な活躍を続けている。

 ラプターズはこの日、フレッド・ヴァンブリートとディアンドレ・ベンブリーが戦列に復帰したものの、パスカル・シアカムとカイル・ラウリーが休養。OG・アヌノビーはヒザ、ゲイリー・トレントJr.は足首を痛めて欠場と大きく戦力ダウンした状態で臨んでいただけに、ワトソンと渡邊の活躍により、価値ある1勝を手にしたに違いない。

「OG、パスカル、K-Low(ラウリー)といった選手たちがいません。ですので、自分がステップアップしないといけないとわかっていました。キャッチ&ドライブは昨年Gリーグでも点を取るためにやっていたことです。今夜は自分でもいい仕事ができたと思います」
 
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