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NBA

“弟”コビーのプレゼンターは“神様”ジョーダン!2020年の殿堂入り式典が5月に開催<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.19

コビーはジョーダンを「ビッグブラザー」と呼び、ジョーダンはコビーを「弟のようだった」と語るなど、両者は兄弟のような関係を築いていた。(C)Getty Images

コビーはジョーダンを「ビッグブラザー」と呼び、ジョーダンはコビーを「弟のようだった」と語るなど、両者は兄弟のような関係を築いていた。(C)Getty Images

 年に一度行なわれる祭典のひとつがバスケットボール殿堂の式典だ。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催が延期されていたが、2020年の殿堂入りメンバーの式典が5月16日にモヒガン・サン・アリーナで開催されることが発表された。

 式典と言えば殿堂入りする人物はもちろん、彼らを紹介するプレゼンターを誰が務めるかも見どころのひとつ。過去に殿堂入りしている人物がその役を担うのだが、とりわけ、昨年1月に不慮の事故でこの世を去ったコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のプレゼンターが注目されていた。そしてこの大役を、NBA史上最高の選手のひとりで、現在はシャーロット・ホーネッツのオーナーを務めるマイケル・ジョーダンが担当することになった。

 コビーとジョーダンといえばプレースタイルが瓜二つであるのはもちろん、生前から“兄弟”のような関係を築いてきた間柄だった。コビーは昨年公開されたネットフリックスのドキュメンタリー番組『ザ・ラストダンス』で、ジョーダンを「ビッグブラザー」と呼んでいた。一方のジョーダンも、昨年2月に執り行なわれたコビーの追悼式で「彼が亡くなって、私の一部も失われた。私たちはとても親しい友人だった。コビーは私にとって友人であり、弟のような存在だった」と話していた。また、深夜に何度となく電話やメッセージをやり取りしたことも明かしている。プレゼンターにはジョーダンほどうってつけの人物はいないだろう。

 2009年の自身の殿堂入り、コビーの追悼式でも大粒の涙を流しながらスピーチしたジョーダンは、今回のセレモニーでどのような思いやエピソードを明かすのか注目される。
 
 その他の殿堂入りメンバーとプレゼンターは以下の通り。

パトリック・バウマン(前FIBA事務総長)
プレゼンター:ラス・グラニック(元NBA副コミッショナー)&ブラデ・ディバッツ(元サクラメント・キングスほか)

タミカ・キャッチングス(元WNBA選手)
プレゼンター:アロンゾ・モーニング(元マイアミ・ヒートほか)&ドーン・ステイリー(元WNBA選手)

ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)
プレゼンター:デイビッド・ロビンソン(元スパーズ)

ケビン・ガーネット(元ボストン・セルティックスほか)
プレゼンター:アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)

キム・マルキー(元ベイラー大HCほか)
プレゼンター:マイケル・ジョーダン(元ブルズほか)

バーバラ・スティーブンス(元ベントレー大HCほか)
プレゼンター:ジノ・アウリーマ(コネティカット大HC)&マフェット・マグラー(ノートルダム大HC)

エディ・サットン(元オクラホマ州立大HCほか)
プレゼンター:ジョン・カリパリ(ケンタッキー大HC)&ビル・セルフ(カンザス大HC)&シドニー・モンクリーフ(元ミルウォーキー・バックスほか)

ルディ・トムジャノビッチ(元ヒューストン・ロケッツHCほか)
プレゼンター:カルビン・マーフィー&アキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)

構成●ダンクシュート編集部

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