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NBA

【名作シューズ列伝】PEAKの目玉はバッシュよりBOX?ブランドの看板を背負ったパーカーの「TP9 II」

西塚克之

2021.04.28

パーカーは2013年に中国ブランドのPEAKと契約。2019年に引退するまで7足のシグネチャーをリリースした。(C)Getty Images

パーカーは2013年に中国ブランドのPEAKと契約。2019年に引退するまで7足のシグネチャーをリリースした。(C)Getty Images

 人に歴史あり、バスケにスーパースターあり、スーパースターにシグネチャーモデルあり、シグネチャーモデルにBOXあり!

 トニー・パーカーは、ベルギー・ブルージュ生まれフランス育ち。父はプロバスケットボールプレーヤーで、母はオランダの全国テニスチャンピオン、大叔父はボート競技のオリンピック金メダリストというサラブレッド。幼少期はサッカーに興味を持っていましたが、父の故郷であるシカゴでマイケル・ジョーダンを観たことがきっかけで、バスケットの道へ進むことに決めました。

 弱冠17歳でフランスのプロリーグLNBでデビューし、2000年の夏にアメリカ・インディアナポリスで開催されたナイキフープサミットに招待されます。そこで20得点、7アシスト、4リバウンド、2スティールの活躍を見せ、NBAのスカウトの注目を集めることになりました。

 そして2001年のドラフト1巡目28位でサンアントニオ・スパーズに指名されてNBA入り。ただ、チームのゼネラルマネージャー、RC・ビュフォードがパーカーの能力を高く買っていた一方で、グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチの評価は今ひとつでした。

 しかし、19歳の司令塔は1年目の途中からスターターに昇格。徐々に名将ポポビッチの信頼を勝ち取り、オールルーキー1stチームに選ばれました。
 
 その後の活躍は凄まじく、優勝4回(03、05、07、14)、07年のファイナルでは平均24.5点をあげ、海外出身選手としては初のMVPを獲得。電光石火のドライブとティアドロップを武器に、ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリとともにスパーズの黄金期を支えました。

 パーカーはデビューから10年以上、NIKEのモデルを着用していましたが、13年に突如中国ブランドのPEAK(ピーク)と契約し、シグネチャーをリリースします。



 今回ご紹介するのは、14年にリリースされた2代目モデルの 「TP9 II」 です。デザインの流れは 初代モデルの「TP9 I」 から継承されたオールドスクールがベース。スパーズカラーのシルバーに光り輝くアッパーは 通気口を確保し、美しさと機能性を両立しました。



 ミッドソールのクッショニングシステム『Gradient Dual』は、フォームベースの3倍密度システム。弾力性はないものの、吸収と分散を行ない、パーカーの武器である高速ドライブをサポートします。



 ミッドフットシャンクの『FOOTHOLD』と柔軟性のあるプラスチックで成形されたヒールカップは、横方向の跳ね返りや捻れを防ぎ、最高のフィット感を生み出します。 
 
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BOXの完成度の高さはシューズ以上?

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