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NBA

【NBA】ウィザーズがセルティックスに完敗。第8シードの座を争いペイサーズと対戦へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.19

八村は8得点、2リバウンド。ファウルトラブルに見舞われ、わずか17分の出場にとどまった。(C)Getty Images

八村は8得点、2リバウンド。ファウルトラブルに見舞われ、わずか17分の出場にとどまった。(C)Getty Images

 5月18日(日本時間19日、日付は以下同)、ボストンのTDガーデンでプレーオフの第7シードの座を争う一発勝負のプレーインゲーム、ボストン・セルティックスとワシントン・ウィザーズの一戦が行なわれた。

 ウィザーズはシーズン終盤と同じ、ラッセル・ウエストブルック、ハウル・ネト、ブラッドリー・ビール、八村塁、アレックス・レンのスタメンを採用。一方のセルティックスはケンバ・ウォーカー、マーカス・スマート、エバン・フォーニエ、ジェイソン・テイタム、トリスタン・トンプソンがスタートした。

 第1クォーター、ウィザーズはレンが先取点を奪い、八村もジャンパーを決めたが、フォーニエやテイタムの3ポイントで逆転。残り3分にはウォーカーの3ポイントで9点差をつけられ、21-27で終了。

 第2クォーターに入るとウィザーズは反撃を開始。控えのイシュ・スミスやロビン・ロペスの得点で残り7分に同点に追いつく。さらにビールや八村の連続得点で逆転に成功し、54-52とウィザーズの2点リードで前半を終えた。

 ただ、ターンオーバーが11本、インサイドの八村、レン、ダニエル・ガーフォードの3人が3ファウルと内容は決して良くなかった。
 
 後半開始早々、八村が4つ目のファウルを吹かれてしまいベンチへ。ウィザーズはシュートミスやターンオーバーから失点を重ね、56-69と13点差をつけられてしまう。

 その後はウエストブルックやビールの個人技、ギャリソン・マシューズの3ポイントで盛り返すが、1度相手に傾いた流れを取り戻すには至らず、80-90と10点のビハインドで最後の12分間へ。

 第4クォーター、先取点を奪ったウィザーズだったが、残り10分で八村が5つ目のファウルをコールされる。オフェンスは個人技が目立ち、ディフェンスでもこの日50得点(うち17得点はフリースロー)を奪ったジェイソン・テイタムを止められず、100ー118で完敗した。

 ウィザーズはビールが22得点、9リバウンド、6アシスト、ウエストブルックが20得点、14リバウンド、5アシスト、スミスが17得点、ガーフォードが10得点をあげたものの、ビッグマンのファウルトラブル。さらに得意とする早いオフェンスを封じられ、3ポイントも14.3%(3/21)に沈んだことが敗因となった。

 八村は8得点、2リバウンド、1ブロック。第1クォーターで6得点を奪ったものの、前述のようにファウルトラブルにより出番が制限され、わずか17分の出場にとどまった。

 なお、同日に行われたシャーロット・ホーネッツとインディアナ・ペイサーズのプレーインゲームはペイサーズが144-117で勝利。ウィザーズは第8シードの座を争い、20日にホームでペイサーズ(今季の対戦成績はウィザーズの3勝0敗)と対戦。この試合にウィザーズが勝てば、3年ぶりのプレーオフ進出が決まる。

構成●ダンクシュート編集部
 
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