今からちょうど2年前の2019年6月20日(日本時間21日)、日本バスケットボール界に新たな歴史が刻まれた。この日はブルックリンのバークレイズ・センターでNBAのドラフトが開催。八村塁が1巡目9位でワシントン・ウィザーズから指名された日だ。
それから2シーズン、八村はウィザーズの主力として着実に成長を遂げてきた。1年目は48試合に出場して平均13.5点、6.1リバウンドを記録し、2年目の今季は57試合に出場して13.8点、5.5リバウンド。自身初のプレーオフでは5試合で平均14.8点、7.2リバウンドとさらに数字を伸ばしてみせた。
NBA選手として迎える2度目のオフシーズン。八村には東京オリンピックで日本のエースを担うという大役が待ち受けている。これには本人だけでなく、ウィザーズの首脳陣も大いに期待しているようだ。
『NBC Sports Washington』に掲載された記事の中で、ウィザーズのトミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)は「素晴らしい機会だ」と八村の五輪参加へ前向きな意思を表明。「世界のベストチームと対戦し、彼にとって全く異なる世界を知る大きな舞台になる。それは素晴らしい経験だ」と語っている。
記事では八村がNBAデビュー前に出場した2019年ワールドカップについても言及。この大会で3試合(対トルコ、対チェコ、対アメリカ)に出場した八村は、平均13.3点、5.7リバウンドと、NBAとほとんど同じ成績を残したことに対して、「一貫している」と評価していた。
もっとも、ワールドカップ覇者のスペイン、準優勝のアルゼンチンら世界の強国と激突するオリンピックでは、八村が並の成績に終わるようでは勝利どころか、互角に戦うすることすら難しいだろう。世界ランキング42位の日本が番狂わせを起こすには、Bリーグ勢の奮闘はもちろん、エースの八村の八面六臂の働きが不可欠だ。
開会式では日本選手団の旗手の候補に挙げられるなど、名実ともに日本バスケ界の顔としてアメリカから帰ってくる今夏。NBAで重ねた経験とスキルを武器に、存分に暴れ回る八村に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
それから2シーズン、八村はウィザーズの主力として着実に成長を遂げてきた。1年目は48試合に出場して平均13.5点、6.1リバウンドを記録し、2年目の今季は57試合に出場して13.8点、5.5リバウンド。自身初のプレーオフでは5試合で平均14.8点、7.2リバウンドとさらに数字を伸ばしてみせた。
NBA選手として迎える2度目のオフシーズン。八村には東京オリンピックで日本のエースを担うという大役が待ち受けている。これには本人だけでなく、ウィザーズの首脳陣も大いに期待しているようだ。
『NBC Sports Washington』に掲載された記事の中で、ウィザーズのトミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)は「素晴らしい機会だ」と八村の五輪参加へ前向きな意思を表明。「世界のベストチームと対戦し、彼にとって全く異なる世界を知る大きな舞台になる。それは素晴らしい経験だ」と語っている。
記事では八村がNBAデビュー前に出場した2019年ワールドカップについても言及。この大会で3試合(対トルコ、対チェコ、対アメリカ)に出場した八村は、平均13.3点、5.7リバウンドと、NBAとほとんど同じ成績を残したことに対して、「一貫している」と評価していた。
もっとも、ワールドカップ覇者のスペイン、準優勝のアルゼンチンら世界の強国と激突するオリンピックでは、八村が並の成績に終わるようでは勝利どころか、互角に戦うすることすら難しいだろう。世界ランキング42位の日本が番狂わせを起こすには、Bリーグ勢の奮闘はもちろん、エースの八村の八面六臂の働きが不可欠だ。
開会式では日本選手団の旗手の候補に挙げられるなど、名実ともに日本バスケ界の顔としてアメリカから帰ってくる今夏。NBAで重ねた経験とスキルを武器に、存分に暴れ回る八村に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部