ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁は、キャリア2年目の今季、57試合(先発57試合)に出場し、平均13.8点、5.5リバウンド、1.4アシスト、フィールドゴール(FG)成功率47.8%、3ポイント(3P)32.8%、フリースロー77.0%をマーク。
FGと3P成功率以外の数字はルーキーイヤーを下回ったものの、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフ1回戦では、レギュラーシーズンを上回る平均14.8点、7.2リバウンド、FG61.7%、3P60.0%。第4戦では20得点、13リバウンドでシリーズ初勝利の立役者となるなど、大舞台で見事なパフォーマンスを披露した。
そんな日本の至宝の成長をサポートしたのが、今季からチームメイトになったオールスターガードのラッセル・ウエストブルックだ。
シーズン終了後のインタビューで八村は、ウエストブルックと過ごした濃密な1年について「彼がトレードされて良かった。彼のリーダーシップやバスケに対する思い、ワークアウトのやり方とか、身体のケアとか色んなことを学ぶことができた」と振り返った。
そして「そういう人が身近にいることは僕にとって凄く嬉しいですし、だからといってそれを見ているだけじゃなくて、僕も(彼の)良い所を取り入れて、そういう選手になっていきたい」と決意を語った。
昨年12月にウィザーズの一員になったウエストブルックは、1年目からオールラウンドな活躍で、自身4度目の平均トリプルダブル(22.2点、11.5リバウンド、11.7アシスト)を達成。シーズン終盤には通算トリプルダブル数でレジェンドのオスカー・ロバートソン(181)を抜いて歴代トップに立った。
ウエストブルックの記録達成について八村は「トリプルダブルをやること自体が凄いと思う。それを毎試合やっていることは僕としては考えられないし、エナジーがすごい必要になる」と脱帽。続けて「そういう選手とプレーできることは嬉しいですし、彼がどれだけキャリアがあるかわからないですけど、これからも学んでいきたい」と述べた。
プレーオフを経験し、良い形でNBA2年目を締めくくった八村。ただ、プレーオフ終了時の会見でウエストブルックが「ルイの次のステップは才能を毎試合出し切るようになること」と言っていたように、ルーキーイヤーも含め、20点以上あげた次の試合で1桁得点に終わったり、ファウルトラブルで出番が制限されたりと、パフォーマンスに波があるのも事実だ。
それでもプレーオフという大きなステージで結果を残したことは八村にとって大きな自信につながっただろう。頼れる“センパイ”の下で伸び盛りの23歳が、来季どんな進化を遂げてコートに戻ってくるのか楽しみに待ちたい。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁の厳選ショット!
FGと3P成功率以外の数字はルーキーイヤーを下回ったものの、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフ1回戦では、レギュラーシーズンを上回る平均14.8点、7.2リバウンド、FG61.7%、3P60.0%。第4戦では20得点、13リバウンドでシリーズ初勝利の立役者となるなど、大舞台で見事なパフォーマンスを披露した。
そんな日本の至宝の成長をサポートしたのが、今季からチームメイトになったオールスターガードのラッセル・ウエストブルックだ。
シーズン終了後のインタビューで八村は、ウエストブルックと過ごした濃密な1年について「彼がトレードされて良かった。彼のリーダーシップやバスケに対する思い、ワークアウトのやり方とか、身体のケアとか色んなことを学ぶことができた」と振り返った。
そして「そういう人が身近にいることは僕にとって凄く嬉しいですし、だからといってそれを見ているだけじゃなくて、僕も(彼の)良い所を取り入れて、そういう選手になっていきたい」と決意を語った。
昨年12月にウィザーズの一員になったウエストブルックは、1年目からオールラウンドな活躍で、自身4度目の平均トリプルダブル(22.2点、11.5リバウンド、11.7アシスト)を達成。シーズン終盤には通算トリプルダブル数でレジェンドのオスカー・ロバートソン(181)を抜いて歴代トップに立った。
ウエストブルックの記録達成について八村は「トリプルダブルをやること自体が凄いと思う。それを毎試合やっていることは僕としては考えられないし、エナジーがすごい必要になる」と脱帽。続けて「そういう選手とプレーできることは嬉しいですし、彼がどれだけキャリアがあるかわからないですけど、これからも学んでいきたい」と述べた。
プレーオフを経験し、良い形でNBA2年目を締めくくった八村。ただ、プレーオフ終了時の会見でウエストブルックが「ルイの次のステップは才能を毎試合出し切るようになること」と言っていたように、ルーキーイヤーも含め、20点以上あげた次の試合で1桁得点に終わったり、ファウルトラブルで出番が制限されたりと、パフォーマンスに波があるのも事実だ。
それでもプレーオフという大きなステージで結果を残したことは八村にとって大きな自信につながっただろう。頼れる“センパイ”の下で伸び盛りの23歳が、来季どんな進化を遂げてコートに戻ってくるのか楽しみに待ちたい。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁の厳選ショット!