東京オリンピックで大会4連覇を狙うアメリカ代表が、着々と準備を進めている。チームUSAはすでに12人のメンバーが明らかとなっており、7月6日からラスベガスでトレーニングキャンプを開始。そこで練習相手となるセレクトチームの指揮官に、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラ・ヘッドコーチ(HC)が選ばれたと報じられた。
ヒートで13シーズン指揮を執り、2度の優勝(2012、13年)、5度のNBAファイナル進出(11~14、20年)を誇る名将は、今回がアメリカ代表チームに関わる初の仕事となる。
『South Florida Sun-Sentinel』の記事の中でスポールストラは、アメリカ代表で指揮を執るグレッグ・ポポビッチHC(サンアントニオ・スパーズ)、マネージングディレクターを務めるジェリー・コランジェロについてこう話していた。
「私は本当にポップとジェリーのことを尊敬している。ジェリーはこれまで、(アメリカ代表を)誰もが加わりたいと思えるプログラムへと引き上げてきた。何よりも大事なのは、私は今回このプログラムを手助けするために参加するということ。セレクトチームとともにね。このプログラムの一部となれることが本当に嬉しいんだ」
セレクトチームのメンバーは正式に発表されていないものの、2020年ドラフト1位のアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が加わるだろうと『ESPN』が報じており、ほかにも将来有望な若手選手たちが参加することになる。
また、スポールストラHCが指揮するヒートの選手ではバム・アデバヨがオリンピックのロースター入りを決めており、普段と違った角度から自チームの選手を見ることになりそうだ。
そのアデバヨについて指揮官は「素晴らしい選手たちがいるグループで過ごせる機会なのだから、申し分ない環境だろうね。そこで(将来の)殿堂入り選手たちや世界レベルのコーチングを体験し、極めて激しい競争を経験する。選手育成という観点で見れば最高なことだと私は思うね」と語り、さらにこう続けた。
「バムのキャリアを思うとこれ以上ない夏になると思う。東京へと向かい、金メダル獲得を目指して競い合うのだから、生涯においても貴重な経験になるさ」
スポールストラHCにとっても、セレクトチームを指揮することは、ヒート以外の選手たちと接し、実際に指導する機会となるだけに、貴重な経験となるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
ヒートで13シーズン指揮を執り、2度の優勝(2012、13年)、5度のNBAファイナル進出(11~14、20年)を誇る名将は、今回がアメリカ代表チームに関わる初の仕事となる。
『South Florida Sun-Sentinel』の記事の中でスポールストラは、アメリカ代表で指揮を執るグレッグ・ポポビッチHC(サンアントニオ・スパーズ)、マネージングディレクターを務めるジェリー・コランジェロについてこう話していた。
「私は本当にポップとジェリーのことを尊敬している。ジェリーはこれまで、(アメリカ代表を)誰もが加わりたいと思えるプログラムへと引き上げてきた。何よりも大事なのは、私は今回このプログラムを手助けするために参加するということ。セレクトチームとともにね。このプログラムの一部となれることが本当に嬉しいんだ」
セレクトチームのメンバーは正式に発表されていないものの、2020年ドラフト1位のアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が加わるだろうと『ESPN』が報じており、ほかにも将来有望な若手選手たちが参加することになる。
また、スポールストラHCが指揮するヒートの選手ではバム・アデバヨがオリンピックのロースター入りを決めており、普段と違った角度から自チームの選手を見ることになりそうだ。
そのアデバヨについて指揮官は「素晴らしい選手たちがいるグループで過ごせる機会なのだから、申し分ない環境だろうね。そこで(将来の)殿堂入り選手たちや世界レベルのコーチングを体験し、極めて激しい競争を経験する。選手育成という観点で見れば最高なことだと私は思うね」と語り、さらにこう続けた。
「バムのキャリアを思うとこれ以上ない夏になると思う。東京へと向かい、金メダル獲得を目指して競い合うのだから、生涯においても貴重な経験になるさ」
スポールストラHCにとっても、セレクトチームを指揮することは、ヒート以外の選手たちと接し、実際に指導する機会となるだけに、貴重な経験となるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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