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NBA

シモンズ“攻略法”の有用性をビールが証言「第4戦以降にトーンダウンしていった」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.07.19

はたしてシモンズはフリースローという弱点を克服できるのか。(C)Getty Images

はたしてシモンズはフリースローという弱点を克服できるのか。(C)Getty Images

 レギュラーシーズンを49勝23敗の好成績で駆け抜け、イースタン・カンファレンスのトップシードを勝ち取った今季のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。しかし肝心のプレーオフでは、イースト準決勝でアトランタ・ホークスの前に第7戦の末に敗北。その際に槍玉に挙げられたのが、オールスターガードのベン・シモンズだ。

 このシリーズのシモンズは、1試合当たりの平均フィールドゴール試投数が6.4本とほとんどシュートを打たず、平均9.9点と沈黙してしまった。その理由が、ホークスが仕掛けた“ハック作戦”による自信の喪失。シモンズにわざとファウルし苦手なフリースローを打たせるように仕向けたのだが、これが効果てきめんで、シモンズのフリースロー成功率は15/45でわずか33.3%と撃沈。フリースローを打つことを嫌ったシモンズは、結果としてアグレッシブさを失ってしまったのだった。

 そしてシモンズへのハック戦術をホークスよりも先に行なったのが、1回戦でシクサーズと対戦したワシントン・ウィザーズ。彼らは状況によっては試合中盤からでもシモンズにファウルゲームを仕掛けたのだが、作戦は見事に成功しシモンズのフリースローは5試合で計10/28、成功率35.7%と壊滅的な数字に。これにより、シモンズにファウルを仕掛ける戦術が非常に有効であることが周知となったのだ。
 
 これについて、ウィザーズのエースであるブラッドリー・ビールも、1回戦での彼らの戦術がシモンズの弱点を露呈させることにつながったと同意。『CBS Sports』のインタビューに対し、次のように答えている。

「シリーズのなかで、俺たちはベンにファウルを仕掛け、フリースローラインに立たせるという作戦を試みた。何度か成功していたよね。そして彼は最初の2、3試合はアグレッシブにプレーしていたけど、(ハック作戦を仕掛けた)第4戦以降にトーンダウンしていったんだ」

 おそらく来季以降も、大事なゲームになればなるほど、シモンズはファウルゲームを仕掛けられることだろう。今夏のうちにその弱点を克服し、フリースローラインに恐れず立つようになってほしいものだ。

構成●ダンクシュート編集部

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