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東京五輪

“NBAの至宝”ドンチッチが48得点の鮮烈五輪デビュー!次戦は29日、八村擁する日本代表と激突<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.07.26

NBAの若きスター、ドンチッチは五輪デビュー戦で48得点の大活躍。スロベニアに初勝利をもたらした。(C)Getty Images

NBAの若きスター、ドンチッチは五輪デビュー戦で48得点の大活躍。スロベニアに初勝利をもたらした。(C)Getty Images

 NBAの次代の顔が、東京五輪で鮮烈なデビューを飾った。

 7月26日、男子バスケットボールはグループCの初戦を迎え、アルゼンチン(FIBAランキング4位)とスロベニア(同16位)が対戦。NBAダラス・マーベリックスで活躍するスロベニアの22歳、ルカ・ドンチッチに注目が集まるなか、48得点、11リバウンド、5アシスト、3ブロックという期待を上回るパフォーマンスで、改めてその名を世界に轟かせた。

 7月の世界最終予選で母国に初の五輪切符をもたらしたドンチッチは、この日も序盤からエンジン全開。開始1分25秒に左コーナーから得意のステップバックで3ポイントを沈めると、そこから約1分間で2本の3ポイントを立て続けにヒット。第1クォーターだけで17得点、続く第2クォーターも内外からハイペースに得点を重ね、前半を終えて31得点の大暴れ。チームも62-42と20点差をつけて折り返した。
 
 後半も余裕を持ってプレーしたドンチッチは、自ら得点も取りつつ、司令塔として味方のゴールを演出。終始試合の主導権を握り続け、2年前のワールドカップで準優勝を果たしたアルゼンチンを118-100と一蹴した。

 ドンチッチは最終的に両軍最長の31分7秒プレーし、フィールドゴール18/29、3ポイント6/14、フリースロー6/7の48得点をマーク。ブラジルのオスカー・シュミットが持つオリンピック記録の55得点(1988年vsスペイン)にこそ届かなかったものの、歴代2位に並ぶ圧巻の五輪デビューとなった。

 スロベニアの次戦は29日、予選ラウンド第2戦で日本と激突する。八村塁、渡邊雄太のNBAコンビを擁する“史上最強の日本代表”は、ドンチッチ率いる欧州の強豪にどのような戦いを挑むのか。世界の注目を集める一戦になりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部 
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