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東京五輪

代表で16戦無敗!“不敗神話”継続中のドンチッチが意気込み「僕らは100%の力を出し切る」【東京五輪】

秋山裕之

2021.08.02

今大会を含めドンチッチ(77)が出場した試合でスロベニアは16戦無敗となっている。(C)Getty Images

今大会を含めドンチッチ(77)が出場した試合でスロベニアは16戦無敗となっている。(C)Getty Images

 8月1日に東京オリンピックの男子バスケットボールはグループリーグが終了。これからは3日に開催される準々決勝、5日の準決勝、7日の決勝ならびに3位決定戦と、一発勝負のトーナメントが繰り広げられることとなる。

 3日の準々決勝は、スロベニア対ドイツ(A)、イタリア対フランス(B)、スペイン対アメリカ(C)、オーストラリア対アルゼンチン(D)という対戦カードとなり、準決勝ではAとBの勝者、CとDの勝者が激突する。

 世界ランキング16位のスロベニアは五輪初出場ながら、グループCで2019年のワールドカップの決勝を戦ったスペイン(2位)とアルゼンチン(4位)という両国と日本を下し、3連勝で勝ち進んだ。
 
 32歳とチーム最年長のゾラン・ドラギッチは決勝トーナメントに向け、「簡単な相手などいないことは皆が分かっている。特にアメリカ、オーストラリア、フランスのようなチームはね。だからこそ、グループ1位を狙っていた」とコメント。

 また、代表で16戦無敗と“不敗神話”を継続中の大黒柱のルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)は「皆がすべてにおいて準備できていると思う。これはクォーターファイナルなんだ。負ければ家に帰ることになる。だからこそ、僕らは100%の力を出し切るよ」と意気込みを語った。

 この大会で名実ともに“世界的スター”となったドンチッチ擁するスロベニアは、決勝トーナメントでも旋風を巻き起こせるか注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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