日本は第1クォーターをリードで終えるも、第2クォーターにベルギーに逆転を許す。第3クォーターには2桁に点差を広げられたが、着実に得点を重ねて相手にプレッシャーをかける。
そして83-85と2点ビハインドで迎えた第4クォーター残り15.2秒、シューターの林咲希が3ポイントを決め、日本はこのリードを守り切り、劇的な逆転勝利を収めた。
最終盤に大仕事をやってのけ、ヒーローとなった林は「ボールをもらったときに3ポイントシュートラインから少し遠いところで受け、秒数も少なかったです。最初にシュートを狙ったときに相手が飛んでくれたので、そこからは練習通りのプレーでシュートを打つことができました。練習のおかげです」と最後のプレーを分析。
2ポイントで同点のシチュエーションだったが、「最後の場面でドライブの選択肢は、私の頭の中ではなかったです。自然の流れであのシュートになりました」と回想。続けて「怖さはなかったです。それまでシュートが落ちていましたが、それでもコートに立っている以上は自分の仕事を果たすことが使命だと思っていました。プレッシャーも感じず、ボールをもらったら打とうという役割は、変わらずできたと思います。自分が決めるという思いはなく、ボールを持っていた町田(瑠唯)選手が相手にプレッシャーをかけられてすごく苦しそうにしていたので、助けたいという気持ちだけでした」と語った。
また試合後に林は自身のツイッターを更新。「ベスト4 また試合ができる」と喜びを綴った。
構成●ダンクシュート編集部
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