女子バスケ日本代表は、8月4日に行なわれた東京五輪準々決勝に臨み、ベルギー代表に86−85で勝利した。第3クォーターには一時13点差をつけられた日本だったが、逃げるベルギーに粘り強く食らいつき、最終クォーター残り15.2秒で林咲希が3点シュートを決め、試合をひっくり返した。
勝てばメダル確定となる準決勝の相手は、今大会のグループステージ初戦でも戦ったフランスだ。その対戦では、日本が高田真希の3点プレーや長岡萌映子の3点シュートなどで終盤のつば競り合いを制し、74−70で勝利を収めた。世界ランキングで上に立つフランスからすれば、予想外のアップセットをくらうこととなった。
それだけに、準決勝での再戦には、フランスも期するものがあるようだ。フランスの日刊紙『Le Figaro』は、準々決勝スペイン戦後のヴァレリー・ガルニエ監督のコメントを伝えている。
ガルニエ監督は、激戦となったスペイン戦を振り返り、「守備、努力、献身性が我々に突破をもたらした。グループステージで日本に敗れた後、私たちは自分たちを疑わなければならなかった。この努力、献身性が今日は私たちを燃えたたせ、前進させた」と語り、日本との対戦が原動力の一つとなっていることを明かした。
また前回対戦について、「私たちはドライブ、優れたパス、規格外の3ポイント技術からなるプレーに大変苦しんだ」と振り返り、「彼女たちと対戦するのは難しい。素早いプレーが本当に上手い。彼女たちはベスト4という場所に相応しいチーム」と日本を評価した。
そして準決勝に向けては、「自分たちが犯したミスはわかっている。同じことを繰り返さないために、修正しなければならない。解決策を見つけられるよう取り組むのは私たちの責任だ」と決意を口にした。
史上初のベスト4まで勝ち進み、目標に掲げる金メダルに向けて、快進撃を続ける日本。強敵スペインを破り、リベンジに燃えるフランス。勢いに乗るもの同士の準決勝は要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】残り15秒からの逆転劇!快進撃を続け、ベスト4進出を果たしたバスケットボール女子日本代表ベストショット!
勝てばメダル確定となる準決勝の相手は、今大会のグループステージ初戦でも戦ったフランスだ。その対戦では、日本が高田真希の3点プレーや長岡萌映子の3点シュートなどで終盤のつば競り合いを制し、74−70で勝利を収めた。世界ランキングで上に立つフランスからすれば、予想外のアップセットをくらうこととなった。
それだけに、準決勝での再戦には、フランスも期するものがあるようだ。フランスの日刊紙『Le Figaro』は、準々決勝スペイン戦後のヴァレリー・ガルニエ監督のコメントを伝えている。
ガルニエ監督は、激戦となったスペイン戦を振り返り、「守備、努力、献身性が我々に突破をもたらした。グループステージで日本に敗れた後、私たちは自分たちを疑わなければならなかった。この努力、献身性が今日は私たちを燃えたたせ、前進させた」と語り、日本との対戦が原動力の一つとなっていることを明かした。
また前回対戦について、「私たちはドライブ、優れたパス、規格外の3ポイント技術からなるプレーに大変苦しんだ」と振り返り、「彼女たちと対戦するのは難しい。素早いプレーが本当に上手い。彼女たちはベスト4という場所に相応しいチーム」と日本を評価した。
そして準決勝に向けては、「自分たちが犯したミスはわかっている。同じことを繰り返さないために、修正しなければならない。解決策を見つけられるよう取り組むのは私たちの責任だ」と決意を口にした。
史上初のベスト4まで勝ち進み、目標に掲げる金メダルに向けて、快進撃を続ける日本。強敵スペインを破り、リベンジに燃えるフランス。勢いに乗るもの同士の準決勝は要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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