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NBA

現地アナリストがマブズの新旧レジェンドを比較 「ダークは素晴らしいキャリアだったが、ルカはそれ以上になる」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.08.13

マブズを唯一のNBAチャンピオンに導いたノビツキ-(右)。ドンチッチ(左)は偉大な先輩に肩を並べられるか。(C)Getty Images

マブズを唯一のNBAチャンピオンに導いたノビツキ-(右)。ドンチッチ(左)は偉大な先輩に肩を並べられるか。(C)Getty Images

 NBA4年目を迎えるルカ・ドンチッチは8月10日(日本時間11日)、ダラス・マーベリックスと5年総額2億700万ドル(約228億円)のスーパーマックス額で契約延長にサインした。

 スロベニア代表の一員として出場した今夏の東京オリンピックでも、初戦で五輪歴代2位タイの48得点、準決勝で五輪史上3人目となるトリプルダブル(16得点、10リバウンド、18アシスト)を達成。メダル獲得こそならなかったものの、平均23.8点、9.7リバウンド、9.5アシストをマークし、大会ベスト5に選出された。

 22歳にして早くも世界屈指のプレーヤーとして確固たる地位を築いたドンチッチを、人気スポーツアナリストのクリス・ブルサード氏がマブズのレジェンドであるダーク・ノビツキーと比較している。
 
 2018年ドラフト全体3位でNBA入りしたドンチッチは、ルーキーイヤーに平均21.2点、7.8リバウンド、6.0アシストを記録して新人王を獲得。翌シーズンにはオールスターに初出場し、昨季もエース兼司令塔として2年連続のプレーオフ進出に貢献した。

 所属するマブズでは、チーム一筋21年でNBA歴代6位の通算3万1560得点を記録したドイツ出身のノビツキー(2019年に現役引退)が外国籍選手のパイオニア的存在だった。2010-11シーズンには球団初優勝をもたらした誰もが認めるレジェンドだが、ブルサード氏は『ESPN』の番組『First Things First』で、「ダークの名声を傷つける意図はない」と前置きしたうえで、ドンチッチとの比較に関して持論を展開している。

「ダークは今まで見てきたなかで最も偉大なプレーヤーの1人だ。そして、彼はゲームを変えた功績がある。ペリメーターから外のエリアでプレーした最初の7フッターで、歴史上でも最も素晴らしい優勝のひとつを成し遂げた。(自身のほかに)スターが不在のなかでマイアミのビッグ3(レブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュ)に勝ったんだからね」
 
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