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NBA

「感謝している」ボッシュがヒート時代の恩師にメッセージ「僕のビジョンを広げてくれた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.09.08

今年殿堂入りを果たすボッシュはヒート時代にスポールストラ(左)の下でプレーし、2度の優勝を経験した。(C)Getty Images

今年殿堂入りを果たすボッシュはヒート時代にスポールストラ(左)の下でプレーし、2度の優勝を経験した。(C)Getty Images

 今年のバスケットボール殿堂入り式典は、現地時間9月11日にマサチューセッツ州スプリングフィールドで開催される。

 元選手ではポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)やベン・ウォーレス(元デトロイト・ピストンズほか)、クリス・ウェバー(元サクラメント・キングスほか)、トニー・クーコッチ(元シカゴ・ブルズほか)が歴史に名を刻むが、近年のNBAファンにとって最も馴染みがあるのは、クリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか)だろう。

 昨年ボッシュは殿堂入りの最終候補に入るも、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)という3人のスーパースターの前に落選していた。

 2003年のドラフト1巡目全体4位でラプターズから指名されてNBA入りしたボッシュは、機動力とシュート力を兼備したビッグマンとして頭角を現し、オールスターの常連に成長。10年夏にはドラフト同期のレブロン・ジェームズ(現レイカーズ)とともにマイアミ・ヒートへ移籍し、ドゥエイン・ウェイドとスリーキングスを形成。ファーストオプションだったラプターズ時代から一転して3番手となったものの、それでも貴重な戦力として12、13年の連覇に大きく貢献した。
 
 7日に米放送局『ESPN』へ掲載された記事のなかで、ボッシュはヒート時代のヘッドコーチ(HC)、エリック・スポールストラに感謝していた。

「スポーには感謝している。彼がオフェンス面で僕のビジョンを広げてくれたからね。彼は速く走りたがっていた。ミスマッチを作り出して、オフェンスとディフェンスでスピード面のアドバンテージを作りたかったんだ」

 スリーキングス結成1年目の10-11シーズン、ヒートはプレーオフでイースタン・カンファレンスを勝ち上がったものの、NBAファイナルでダーク・ノビツキー率いるダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れていた。

 そこでヒートのスポールストラHCはレブロン、ウェイド、ボッシュの力を最大限に引き出すべく、機動力優先のスモールボールに切り替えた。

「僕らは2011年のファイナルで学んだのさ。その後にスポーは『我々は(フロアを)広げてプレーして、速いペースでプレーしていく。クリス、君には5番(センター)を務めてほしい』と言ってきたんだ」

 ヒートはレブロン、ウェイドというプレーメーカー兼フィニッシャーの周囲にロールプレーヤーやシューターを配置し、ボッシュをセンターとして起用するスモールボールの戦術を遂行。
 
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2012、13年のヒート連覇時ボッシュはセンターで出場

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