現代のNBAは、マジック・ジョンソンやラリー・バード、マイケル・ジョーダンといったスーパースターたちが牽引した1980~90年代とはスタイルが大きく異なり、ポジションレス化、スモールボール化が進んでいる。そんななか、ストレッチ4(3ポイントを得意とするパワーフォワード)の先駆け的存在だったラシード・ウォーレスは、“キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)について、当時だったら今ほど活躍していなかったはずだと持論を展開した。
ポッドキャスト番組『Million Dollaz Worth of Game』に出演したウォーレスは、現代でプレーする選手たちを「ビーストか、ソフトか?」の二択で分類。ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)を「ソフト」と一刀両断したあと、レブロンに関しては少し考えてから、意見を述べ始めた。
「俺の時代でも、彼はほかの選手よりもほとんどの場合で大きかったから、フィジカル面で上手くやっていただろう。十分な力があったとは思うけど、今ほど成功するとは思わない。当時はまったく別の時代だ。彼がビーストだとは必ずしも言えないけど、それなりにやっていたはずさ」
1995年にNBA入りしたウォーレスは、現役復帰を果たしたジョーダンを中心にシカゴ・ブルズが2度目の3連覇を果たした時代(96~98年)を経験している。それに加えて、引退と復帰を経て2013年までプレーしており、2003年から計8シーズン(引退期間を除く)レブロンと対峙。デトロイト・ピストンズ時代の06-07シーズンには、カンファレンス決勝でレブロン擁するクリーブランド・キャバリアーズに敗れるなど、何度となく顔を合わせてきた間柄だ。
ツッコミどころがあるのは否めないウォーレスの主張だが、熟練のビッグマンは、東京五輪の金メダル獲得で“史上最高の選手”の声も上がっているケビン・デュラント(ネッツ)に対しても、90年代ではトップには君臨していないと語っている。
ポッドキャスト番組『Million Dollaz Worth of Game』に出演したウォーレスは、現代でプレーする選手たちを「ビーストか、ソフトか?」の二択で分類。ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)を「ソフト」と一刀両断したあと、レブロンに関しては少し考えてから、意見を述べ始めた。
「俺の時代でも、彼はほかの選手よりもほとんどの場合で大きかったから、フィジカル面で上手くやっていただろう。十分な力があったとは思うけど、今ほど成功するとは思わない。当時はまったく別の時代だ。彼がビーストだとは必ずしも言えないけど、それなりにやっていたはずさ」
1995年にNBA入りしたウォーレスは、現役復帰を果たしたジョーダンを中心にシカゴ・ブルズが2度目の3連覇を果たした時代(96~98年)を経験している。それに加えて、引退と復帰を経て2013年までプレーしており、2003年から計8シーズン(引退期間を除く)レブロンと対峙。デトロイト・ピストンズ時代の06-07シーズンには、カンファレンス決勝でレブロン擁するクリーブランド・キャバリアーズに敗れるなど、何度となく顔を合わせてきた間柄だ。
ツッコミどころがあるのは否めないウォーレスの主張だが、熟練のビッグマンは、東京五輪の金メダル獲得で“史上最高の選手”の声も上がっているケビン・デュラント(ネッツ)に対しても、90年代ではトップには君臨していないと語っている。