現代NBAは、一部の球団がスター選手を多く抱える“スーパーチーム”が常習化している。これには賛否あるものの、歴代のOBたちから批判的な意見が多く聞かれるのは事実だ。
かつてロサンゼルス・レイカーズなどで活躍したレジェンドビッグマンのシャキール・オニールも否定的な意見を持つOBの1人。歯に衣着せぬ物言いでお馴染みの御意見番は、元同僚のロバート・オリー(元レイカーズほか)がホストを務めるポッドキャスト『Big Shot Bob Podcast』に出演し、現代の選手たちを痛烈に批判した。
「俺は『今が新しい時代だ』ということが嫌いだ。俺たちは皆、激しく競争していた。今の選手は本当に怠け者だよ。まるで覇気がない。それでもって俺やロバート・オリーからリスペクトされたいと思っている。考えてくれ、もしチームを組んでもいいとわかっていたら、1994年にヒューストンでケツを叩かれた後、俺はアキーム(オラジュワン/元ロケッツほか)の隣でプレーしていただろうし、ティム・ダンカン(元スパーズ)とプレーしに(サンアントニオへ)行っていただろう。でも、俺はダメだと思った。俺は自分の傷を舐めながら、この連中を打ち負かしたいと思っていて、文字通り打ち負かしたんだ」
勝てないチームにすぐに見切りをつけ、他のスタープレーヤーと手を組む現代の風潮に、シャックは我慢ならないのだろう。さらに現役選手たちへの辛口批判は続く。
「カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が建設的な批判をしてくれた時、俺はそれを受け止め、耳を傾け、自分のゲームを次の次元に持っていった。今の彼らのメンタルは、プリンのように柔く甘い」
激しい肉弾戦が繰り広げられていたかつてのリーグと比べ、現代NBAは“ソフト”だと揶揄されることも多い。そしてシャックからすれば、移籍を繰り返す今の選手たちは、メンタル面も“ソフト”になったと言いたいのだろう。
シャックのこれらの発言が、ジャバーのような“建設的な批判”かはわからないが、現役選手たちは、レジェンドビッグマンからの言葉をどう受け止めるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】ロッドマン、ジョーダン、アイバーソン、シャック…NBA史に残る偉大なレジェンドたち!
かつてロサンゼルス・レイカーズなどで活躍したレジェンドビッグマンのシャキール・オニールも否定的な意見を持つOBの1人。歯に衣着せぬ物言いでお馴染みの御意見番は、元同僚のロバート・オリー(元レイカーズほか)がホストを務めるポッドキャスト『Big Shot Bob Podcast』に出演し、現代の選手たちを痛烈に批判した。
「俺は『今が新しい時代だ』ということが嫌いだ。俺たちは皆、激しく競争していた。今の選手は本当に怠け者だよ。まるで覇気がない。それでもって俺やロバート・オリーからリスペクトされたいと思っている。考えてくれ、もしチームを組んでもいいとわかっていたら、1994年にヒューストンでケツを叩かれた後、俺はアキーム(オラジュワン/元ロケッツほか)の隣でプレーしていただろうし、ティム・ダンカン(元スパーズ)とプレーしに(サンアントニオへ)行っていただろう。でも、俺はダメだと思った。俺は自分の傷を舐めながら、この連中を打ち負かしたいと思っていて、文字通り打ち負かしたんだ」
勝てないチームにすぐに見切りをつけ、他のスタープレーヤーと手を組む現代の風潮に、シャックは我慢ならないのだろう。さらに現役選手たちへの辛口批判は続く。
「カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が建設的な批判をしてくれた時、俺はそれを受け止め、耳を傾け、自分のゲームを次の次元に持っていった。今の彼らのメンタルは、プリンのように柔く甘い」
激しい肉弾戦が繰り広げられていたかつてのリーグと比べ、現代NBAは“ソフト”だと揶揄されることも多い。そしてシャックからすれば、移籍を繰り返す今の選手たちは、メンタル面も“ソフト”になったと言いたいのだろう。
シャックのこれらの発言が、ジャバーのような“建設的な批判”かはわからないが、現役選手たちは、レジェンドビッグマンからの言葉をどう受け止めるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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