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NBA

ウォリアーズが元レイカーズのガード3人に興味。エースのカリーの控えに指名されるのは?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.09.22

元レイカーズのトーマス(左)、ブラッドリー(右上)、クック(右下)の中で、ウォリアーズと契約を勝ち取るのは誰なのか。(C)Getty Images

元レイカーズのトーマス(左)、ブラッドリー(右上)、クック(右下)の中で、ウォリアーズと契約を勝ち取るのは誰なのか。(C)Getty Images

 ゴールデンステイト・ウォリアーズは、今年のドラフト1巡目でジョナサン・クミンガ(7位)とモーゼス・ムーディー(14位)を指名。FA(フリーエージェント)では2015、17、18年の優勝に貢献したベテランのアンドレ・イグダーラ、3ポイントと守備に定評のあるオットー・ポーターJr.、シュート力の高いビッグマンのネマニャ・ビエリツァと契約し戦力をアップさせた。

 今季、ステフィン・カリー、ケガから復帰するクレイ・トンプソン、万能戦士のドレイモンド・グリーンを軸に3シーズンぶりのプレーオフ進出を狙うチームは、9月28日のトレーニングキャンプ開始までに、ガード2人とビッグマン1人を加えたいようだ。

『ESPN』のマーク・スピアーズ記者によると、ウォリアーズは控えガードとして元ロサンゼルス・レイカーズのアイザイア・トーマス、エイブリー・ブラッドリー、クイン・クックに興味を示しているという。

 現在ウォリアーズのロースターには17人の選手(1人は2WAY契約)がいるが、ポイントガードのゲイリー・ペイトン二世、マイカル・ムルダー、シューティングガードのデイミアン・リーの今季契約は保証外。そのため、新加入選手がトレーニングキャンプやプレシーズンゲームで目立った活躍を見せれば、ロースターに割って入ることができる。
 
 トーマスは175㎝と小柄ながらボストン・セルティックス時代(2015~17)に平均24.7点、6.0アシスト、2度のオールスター出場を果たした実績を誇る。近年はケガに苦しめられ、成績が下降するとともにチームも転々。昨季はニューオリンズ・ペリカンズで3試合の出場にとどまったが、今夏にはプロアマトーナメントで81得点を叩き出すなど、自慢の得点力は健在だ。

 ブラッドリーは、13、16年にオールディフェンシブチーム選出があるように守備力が持ち味。レイカーズに在籍した20―21シーズンには44試合で先発を務め、平均8.6点、3ポイント成功率36.3%の成績を残した。派手さはないものの、攻守のバランスが取れたロールプレーヤーとして計算できる。

 昨季途中にレイカーズから解雇されたクックは、2WAY契約から這い上がった苦労人。28歳のガードは17~19年にウォリアーズ在籍経験があり、17-18シーズンの終盤にはケガで離脱したカリーに代わって多くの出場機会を与えられ、平均9.5点、2.7アシスト、3ポイント成功率44.2%を記録している。

 昨季、キャリア2度目の得点王に輝いたカリーはまだ健在だが、来年3月に34歳になる。出場時間が増えれば疲労が蓄積されケガのリスクも高まるだけに、控えガード選びは極めて重要になるだろう。

構成●ダンクシュート編集部
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