11月2日(現地時間1日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはステフィン・カリーが左手首骨折により3か月間戦列を離れることを発表した。
カリーは10月31日(同30日)のフェニックス・サンズ戦の第3クォーター、ゴール下へドライブを試みた際にアーロン・ベインズのファウルを受けて手からコートに着地。直後にバランスを崩したべインズが背中からカリーの左手の上に落下し負傷した。このプレーでカリーはフリースローを得たものの、シュートを打てる状態になく途中退場していた。
今季、平均20.3点・6.5アシストをマークしていたエースの離脱は、開幕から1勝3敗とスタートダッシュに失敗したウォリアーズにとって大きな痛手だ。今後は新加入のディアンジェロ・ラッセルと生え抜きのドレイモンド・グリーンを中心に、チームを作っていくことが予想される。
ウォリアーズは過去5シーズン連続でファイナルに勝ち進み、2015、17、18年には優勝を果たすなどウエスタン・カンファレンスの絶対王者として君臨してきた。しかし、17、18年にファイナルMVPを受賞したケビン・デュラントは今夏にブルックリン・ネッツへ移籍。〝スプラッシュ・ブラザーズ″としてカリーとコンビを組むシューターのクレイ・トンプソンはオフに再契約を結んだものの、昨ファイナルで左ヒザ前十字靭帯を断裂し、今季全休も噂されている。 そのほかにも15年にファイナルMVPを受賞したシックスマンのアンドレ・イグダーラはトレードで退団、ガードのバックアッパーとして重宝されてきたショーン・リビングストンは引退しチームを去った。
彼らの代わりにラッセルやウィリー・コーリー・スタイン、マーキーズ・クリスといった伸びしろのある若手を加えたものの、昨季と比較すると戦力ダウンは明らか。メンバーが大きく入れ替わったことで今季は連係ミスが目立っており、平均失点は126.3点と守備が崩壊している。
絶対的エースの離脱に連係不足……。14年の就任からチームを3度リーグ制覇に導いたスティーブ・カー・ヘッドコーチはこの危機をどう乗り越えるのか。その采配に注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
カリーは10月31日(同30日)のフェニックス・サンズ戦の第3クォーター、ゴール下へドライブを試みた際にアーロン・ベインズのファウルを受けて手からコートに着地。直後にバランスを崩したべインズが背中からカリーの左手の上に落下し負傷した。このプレーでカリーはフリースローを得たものの、シュートを打てる状態になく途中退場していた。
今季、平均20.3点・6.5アシストをマークしていたエースの離脱は、開幕から1勝3敗とスタートダッシュに失敗したウォリアーズにとって大きな痛手だ。今後は新加入のディアンジェロ・ラッセルと生え抜きのドレイモンド・グリーンを中心に、チームを作っていくことが予想される。
ウォリアーズは過去5シーズン連続でファイナルに勝ち進み、2015、17、18年には優勝を果たすなどウエスタン・カンファレンスの絶対王者として君臨してきた。しかし、17、18年にファイナルMVPを受賞したケビン・デュラントは今夏にブルックリン・ネッツへ移籍。〝スプラッシュ・ブラザーズ″としてカリーとコンビを組むシューターのクレイ・トンプソンはオフに再契約を結んだものの、昨ファイナルで左ヒザ前十字靭帯を断裂し、今季全休も噂されている。 そのほかにも15年にファイナルMVPを受賞したシックスマンのアンドレ・イグダーラはトレードで退団、ガードのバックアッパーとして重宝されてきたショーン・リビングストンは引退しチームを去った。
彼らの代わりにラッセルやウィリー・コーリー・スタイン、マーキーズ・クリスといった伸びしろのある若手を加えたものの、昨季と比較すると戦力ダウンは明らか。メンバーが大きく入れ替わったことで今季は連係ミスが目立っており、平均失点は126.3点と守備が崩壊している。
絶対的エースの離脱に連係不足……。14年の就任からチームを3度リーグ制覇に導いたスティーブ・カー・ヘッドコーチはこの危機をどう乗り越えるのか。その采配に注目したい。
構成●ダンクシュート編集部