ロサンゼルス・レイカーズはチームの顔であるレブロン・ジェームズが腹部の痛みにより、現地時間11月4日(日本時間5日、以下日付は同)以降、欠場が続いている。そのなかでチームを牽引しているのが、2枚看板の一角であるアンソニー・デイビスだ。稀代のビッグマンに対し、今夏加入したベテラン2人がリーダーシップの発揮を促しているようだ。
オフにラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドら経験豊富なベテランスターを獲得したレイカーズだが、序盤戦はケミストリーの構築に苦戦。ウエストブルックはミスも多く、頼みのレブロンも腹部の痛みで最低1週間の欠場と波に乗り切れずにいた。
それでも、11月8日のシャーロット・ホーネッツ戦、11日のマイアミ・ヒート戦のホーム2連戦はいずれもオーバータイムの末に連勝。今季成績を7勝5敗と「貯金2」まで盛り返してきた。
この連戦で気を吐いたのがデイビスで、ホーネッツ戦で32得点、12リバウンド、ヒート戦で24得点、13リバウンドをマーク。実力は折り紙付きながら、昨季はケガに苦しんだものの、今季はここまで全12試合に先発出場して平均23.9点、11.3リバウンド、2.8アシスト、1.09スティール、2.25ブロックの成績を残している。
デイビスによれば、レブロンと同期の37歳カーメロを筆頭に、チームメイトからリーダーとしての期待をかけられているという。
「メロ(カーメロ)はチームをリードし、コントロールすることに関してたくさんの話をしてくれる。特にレブロンがいない状況でね。俺の仕事は、チームの指揮を執ること。レブロンが離脱する前もガード陣とミーティングをした。みんなが言ったことのひとつは『お前がチームをコントロールし、選手たちを必要な場所に配置し、リーダーシップを発揮しろ』ということだった」
さらに、ニューオリンズ・ペリカンズ時代の同僚で、今季から再び共闘することになった35歳のロンドからは、当時から発破をかけられていたようだ。
「ロンドとニューオリンズにいた時(2017-18シーズン)、彼は一番最初に『今が、お前が俺たちを牽引する時だ』と言った。勝つため、プレーオフに出るため、すべてのためにね。俺はここ(レイカーズ)では多くのことをする必要はない。なぜなら、それはレブロンがやってきたことだからさ。俺はほかの方法でチームを牽引しようと思ってる。今は彼がいないのでリーダーの声を失い、俺が名乗りを上げる時が来た」
デイビスがシーズンを通してレブロンに替わるリーダーとして君臨できれば、通算18回目の優勝を目指すレイカーズにとってこれほど心強いことはないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
オフにラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドら経験豊富なベテランスターを獲得したレイカーズだが、序盤戦はケミストリーの構築に苦戦。ウエストブルックはミスも多く、頼みのレブロンも腹部の痛みで最低1週間の欠場と波に乗り切れずにいた。
それでも、11月8日のシャーロット・ホーネッツ戦、11日のマイアミ・ヒート戦のホーム2連戦はいずれもオーバータイムの末に連勝。今季成績を7勝5敗と「貯金2」まで盛り返してきた。
この連戦で気を吐いたのがデイビスで、ホーネッツ戦で32得点、12リバウンド、ヒート戦で24得点、13リバウンドをマーク。実力は折り紙付きながら、昨季はケガに苦しんだものの、今季はここまで全12試合に先発出場して平均23.9点、11.3リバウンド、2.8アシスト、1.09スティール、2.25ブロックの成績を残している。
デイビスによれば、レブロンと同期の37歳カーメロを筆頭に、チームメイトからリーダーとしての期待をかけられているという。
「メロ(カーメロ)はチームをリードし、コントロールすることに関してたくさんの話をしてくれる。特にレブロンがいない状況でね。俺の仕事は、チームの指揮を執ること。レブロンが離脱する前もガード陣とミーティングをした。みんなが言ったことのひとつは『お前がチームをコントロールし、選手たちを必要な場所に配置し、リーダーシップを発揮しろ』ということだった」
さらに、ニューオリンズ・ペリカンズ時代の同僚で、今季から再び共闘することになった35歳のロンドからは、当時から発破をかけられていたようだ。
「ロンドとニューオリンズにいた時(2017-18シーズン)、彼は一番最初に『今が、お前が俺たちを牽引する時だ』と言った。勝つため、プレーオフに出るため、すべてのためにね。俺はここ(レイカーズ)では多くのことをする必要はない。なぜなら、それはレブロンがやってきたことだからさ。俺はほかの方法でチームを牽引しようと思ってる。今は彼がいないのでリーダーの声を失い、俺が名乗りを上げる時が来た」
デイビスがシーズンを通してレブロンに替わるリーダーとして君臨できれば、通算18回目の優勝を目指すレイカーズにとってこれほど心強いことはないだろう。
構成●ダンクシュート編集部