現地時間11月24日(日本時間25日)、ブルックリン・ネッツは敵地でボストン・セルティックスと対戦し123-104で勝利。この試合で21得点をマークしたケビン・デュラントが、通算得点でアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・76ersほか)を抜いてリーグ歴代25位に浮上した。
現在33歳のデュラントは2007年のドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団。サンダーでは4度の得点王に輝いたほか、2度の優勝を味わったゴールデンステイト・ウォリアーズ時代、そしてネッツに加入した現在まで常に高い得点能力を発揮してきた。
ケガで全休した一昨季を除く14シーズン中13シーズンで平均25点以上を記録し、この試合の前までに積み上げた得点は、同じく得点王4度の実績を持つアイバーソンまで1点に迫る2万4367点。そして迎えた一戦、デュラントは第1クォーター10分5秒に得意のプルアップジャンパーを決め、先人の記録を塗り替えた。
ワシントンDCで生まれ育ったデュラントにとって、13歳年上で同地のジョージタウン大で活躍していたアイバーソンは憧れの存在だという。
「これまで(得点ランキングで)自分が追い越した選手たちすべてを見て育った。彼らのようになりたかったし、彼らのようにNBAで活躍し、リーグにインパクトを与えたいと思っていた。その中でもアイバーソン、彼は俺にとってパンテオン(古代神話における神々、また諸神を祀った神殿)のような存在さ。外に出て友達と遊ぶたびにマネしていた選手のひとりだ。まったく非現実的だよ。リーグに入ることは想像していた。でも、これを実現できたことはとても特別なことだ。彼を追い越して、偉大な選手たちと肩を並べられるなんて信じられないよ」
キャリア14年、通算914試合の出場で2万4368点を残したアイバーソンに対し、デュラントはこの日が902試合目。アベレージも前者の26.7をわずかに上回る27.0と、"憧れ"を超える存在となった。
「今後も進み続ける」と語る稀代のスコアラーは、この日のセルティックス戦を終えて通算2万4388点。平均28.1点を記録する今季のペースでいけば、5試合後にはレイ・アレン(2万4505点)、15試合前後でパトリック・ユーイング(2万4815点)、さらにシーズン中盤には往年のレジェンド、ジェリー・ウエスト(2万5192点)を抜き去ることが予想される。今後の記録ラッシュにも注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
現在33歳のデュラントは2007年のドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団。サンダーでは4度の得点王に輝いたほか、2度の優勝を味わったゴールデンステイト・ウォリアーズ時代、そしてネッツに加入した現在まで常に高い得点能力を発揮してきた。
ケガで全休した一昨季を除く14シーズン中13シーズンで平均25点以上を記録し、この試合の前までに積み上げた得点は、同じく得点王4度の実績を持つアイバーソンまで1点に迫る2万4367点。そして迎えた一戦、デュラントは第1クォーター10分5秒に得意のプルアップジャンパーを決め、先人の記録を塗り替えた。
ワシントンDCで生まれ育ったデュラントにとって、13歳年上で同地のジョージタウン大で活躍していたアイバーソンは憧れの存在だという。
「これまで(得点ランキングで)自分が追い越した選手たちすべてを見て育った。彼らのようになりたかったし、彼らのようにNBAで活躍し、リーグにインパクトを与えたいと思っていた。その中でもアイバーソン、彼は俺にとってパンテオン(古代神話における神々、また諸神を祀った神殿)のような存在さ。外に出て友達と遊ぶたびにマネしていた選手のひとりだ。まったく非現実的だよ。リーグに入ることは想像していた。でも、これを実現できたことはとても特別なことだ。彼を追い越して、偉大な選手たちと肩を並べられるなんて信じられないよ」
キャリア14年、通算914試合の出場で2万4368点を残したアイバーソンに対し、デュラントはこの日が902試合目。アベレージも前者の26.7をわずかに上回る27.0と、"憧れ"を超える存在となった。
「今後も進み続ける」と語る稀代のスコアラーは、この日のセルティックス戦を終えて通算2万4388点。平均28.1点を記録する今季のペースでいけば、5試合後にはレイ・アレン(2万4505点)、15試合前後でパトリック・ユーイング(2万4815点)、さらにシーズン中盤には往年のレジェンド、ジェリー・ウエスト(2万5192点)を抜き去ることが予想される。今後の記録ラッシュにも注目だ。
構成●ダンクシュート編集部