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偉業達成間近も「カリーの3ポイント記録は100%破られる」とグリーンが語る理由とは<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.12.11

近日中に通算3ポイント成功数での首位浮上が確実視されるカリー。ただ、その記録もいずれ抜かれるとグリーンは予想している。(C)Getty Images

 ここまで21勝4敗(勝率84.0%)という好成績を残し、リーグ首位に君臨しているゴールデンステイト・ウォリアーズ。その原動力が、シーズンMVP級のパフォーマンスを披露しているステフィン・カリーであることは間違いない。

 2016年以来、6シーズンぶり3度目のMVP受賞も期待されているカリーだが、もうひとつ注目されていることがある。それは、通算3ポイント成功数での歴代1位浮上だ。現在トップに君臨するレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)の記録が2973本で、カリーは現地12月8日(日本時間9日、日付は以下同)を終えた時点で2964本。今季のカリーは1試合あたり5.5本の3ポイントを沈めているため、単純計算で言えばあと2試合で首位に立つことになる。

 アレンが1300試合に出場してその本数を積み上げたのに対し、カリーはわずか786試合。この数字を比べただけでも、カリーがいかに驚異的なペースで3ポイントを決め続けたかがわかるだろう。
 
 ただ、カリーの同僚であるドレイモンド・グリーンは、カリーの記録もいずれ抜かれると予想しているという。『The Volume』内で自身がホストを務めるポッドキャスト『The Draymond Green Show』において、グリーンはその理由をこう説明した。

「ステフ・カリーの3ポイント記録は100%破られるだろう。彼が現役を引退してから、おそらく誰かが5、6年で塗り替えるかな。トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)はNBA入りしてから1試合あたり約6、7本の3ポイントを打っている。ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)もそう。ステフ・カリーはNBA入りしてから2、3本しか打っていなかったが、それは今とまったく違うゲームだったからだ。これが理由さ」

 名前の挙がったヤングはルーキーイヤーから平均6.0本の3ポイントを放ち、2年目には9.5本を記録。ミッチェルも1年目から平均7.0本も打っている。一方、カリーはキャリア最初の3シーズンはそれぞれ4.8本、4.6本、4.7本と、現代基準で言えば控え目な数字。キャリア初期のスタッツに差があるために、最終的に誰かがカリーの記録を抜くとグリーンは考えているようだ。
 
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