2021-22シーズンのロサンゼルス・レイカーズは、最も議論に挙がっているチームである。
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドとオールスター経験者揃いの巨大戦力を誇りながら、ゴールデンステイト・ウォリアーズやフェニックス・サンズといった上位陣に大きく水をあけられているからだ。殿堂入りセンターで、球団OBのシャキール・オニールは、古巣に愛のムチを振るっている。
レイカーズは戦前の予想では、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービング(新型コロナウイルスのワクチン未接種問題により今季出場なし)のビッグ3を擁するブルックリン・ネッツと並び、優勝候補の筆頭と見られていた。
しかし、36歳のレブロン・ジェームズが右足首や腹部の痛みで計12試合を欠場した影響で一時は負け越し。レブロン復帰後もまだ本調子は取り戻せていない。
1996~2004年までレイカーズに在籍し、00~02年にはコビー・ブライアントとの強力デュオでリーグ3連覇を果たしたシャックはポッドキャスト番組『The Big Podcast with Shaq』で、現地時間12月25日(日本時間26日)に「ステイプルズ・センター」から「Crypto.com アリーナ」に改称する古巣のホームゲームに、「もう行かない」と発言している。
「誰が彼らのプレーを見たいんだ? 今の順位はまったく好ましくない。俺はステフ・カリーを応援する。ゴールデンステイトに行き、ウォリアーズのゲームを見るね」
シャックはレイカーズが勝率5割前後をさまよっていた11月下旬にも、『TNT』の番組「Inside the NBA」で、「今の彼らは誰だい? ベテランの存在と経験で勝ち抜けると思っているようだが、チャンピオンシップを目指すならそれでは厳しい。ホームで相手を支配し、ロードでも勝率5割以上をキープしないといけない」と苦言を呈していた。
現在のレイカーズは、16勝13敗でウエスタン・カンファレンス5位タイ。ホームで10勝7敗、ロードで6勝6敗、カンファレンス成績(8勝9敗)とディビジョン成績(1勝4敗)では負け越している。平均得点はリーグ6位(111.1点)の一方、失点は同25位(111.2点)と攻守でギャップがあるのも、波に乗り切れない要因だ。シャックは、インサイドの要であり、主力では最も若い28歳のデイビスに奮起を促している。
「ADは(試合を)支配しないといけない。レイカーズが良くなるには、ADが鍵になる。俺は1人の人間として彼が好きだが、彼は自分のポテンシャルを最大限に生かすことをしていない。レブロンが素晴らしいのは誰もが知っているが、ADは良いプレーをしていない。3ポイント成功率は18%台。彼の能力を考えれば受け入れられない。そして、彼のプレーの仕方も受け入れられないね」
ベテラン揃いのレイカーズは、シーズン残り3分の2の戦いで、OBたちも納得させるような“強者のパフォーマンス”を見せられるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドとオールスター経験者揃いの巨大戦力を誇りながら、ゴールデンステイト・ウォリアーズやフェニックス・サンズといった上位陣に大きく水をあけられているからだ。殿堂入りセンターで、球団OBのシャキール・オニールは、古巣に愛のムチを振るっている。
レイカーズは戦前の予想では、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービング(新型コロナウイルスのワクチン未接種問題により今季出場なし)のビッグ3を擁するブルックリン・ネッツと並び、優勝候補の筆頭と見られていた。
しかし、36歳のレブロン・ジェームズが右足首や腹部の痛みで計12試合を欠場した影響で一時は負け越し。レブロン復帰後もまだ本調子は取り戻せていない。
1996~2004年までレイカーズに在籍し、00~02年にはコビー・ブライアントとの強力デュオでリーグ3連覇を果たしたシャックはポッドキャスト番組『The Big Podcast with Shaq』で、現地時間12月25日(日本時間26日)に「ステイプルズ・センター」から「Crypto.com アリーナ」に改称する古巣のホームゲームに、「もう行かない」と発言している。
「誰が彼らのプレーを見たいんだ? 今の順位はまったく好ましくない。俺はステフ・カリーを応援する。ゴールデンステイトに行き、ウォリアーズのゲームを見るね」
シャックはレイカーズが勝率5割前後をさまよっていた11月下旬にも、『TNT』の番組「Inside the NBA」で、「今の彼らは誰だい? ベテランの存在と経験で勝ち抜けると思っているようだが、チャンピオンシップを目指すならそれでは厳しい。ホームで相手を支配し、ロードでも勝率5割以上をキープしないといけない」と苦言を呈していた。
現在のレイカーズは、16勝13敗でウエスタン・カンファレンス5位タイ。ホームで10勝7敗、ロードで6勝6敗、カンファレンス成績(8勝9敗)とディビジョン成績(1勝4敗)では負け越している。平均得点はリーグ6位(111.1点)の一方、失点は同25位(111.2点)と攻守でギャップがあるのも、波に乗り切れない要因だ。シャックは、インサイドの要であり、主力では最も若い28歳のデイビスに奮起を促している。
「ADは(試合を)支配しないといけない。レイカーズが良くなるには、ADが鍵になる。俺は1人の人間として彼が好きだが、彼は自分のポテンシャルを最大限に生かすことをしていない。レブロンが素晴らしいのは誰もが知っているが、ADは良いプレーをしていない。3ポイント成功率は18%台。彼の能力を考えれば受け入れられない。そして、彼のプレーの仕方も受け入れられないね」
ベテラン揃いのレイカーズは、シーズン残り3分の2の戦いで、OBたちも納得させるような“強者のパフォーマンス”を見せられるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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