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NBA

ウエストブルックの連続ターンオーバー記録が407試合でストップ!レイカーズは今季3度目の3連勝!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.05

ウエストブルックは2016年3月以降、毎試合ターンオーバーを犯していたが、本日のキングス戦ではゼロに抑え、チームも勝利を収めた。(C)Getty Images

ウエストブルックは2016年3月以降、毎試合ターンオーバーを犯していたが、本日のキングス戦ではゼロに抑え、チームも勝利を収めた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは現地1月4日、本拠地クリプトドットコム・アリーナで同地区に所属するサクラメント・キングスと対戦した。

 試合序盤、レイカーズはキングスにペースを握られ、第1クォーターを26ー31と5点のビハインドで終了。しかし、第2クォーターにテイレン・ホルトン・タッカーやドワイト・ハワードらベンチ陣の奮闘でリズムを変えると、第3クォーターにはバランスの取れたオフェンスで85-83と逆転に成功する。
 
 第4クォーターは相手の連続3ポイントなどで一時逆転を許したものの、このクォーターだけでレブロン・ジェームズが14得点、マリーク・モンクが11得点を奪う活躍で再び主導権を奪い122-114で勝利。今季3度目の3連勝で20勝19敗とし、昨年12月19日以来の勝ち越しとなった。

 勝ったレイカーズはエースのレブロンが31得点、5リバウンド、5アシスト、モンクが6本の3ポイントを含む24得点、ラッセル・ウエストブルックが19得点、7リバウンド、ホルトン・タッカーが19得点、6アシスト、ハワードが14得点、14リバウンドをマーク。さらにチーム全体でターンオーバーをシーズン最少の5にとどめた。

 なお、この試合はウエストブルックにとって不名誉な記録が止まった一戦となった。33分間で19得点、7リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロック、出場時の±は両軍トップの+17を残したことに加え、ターンオーバーをゼロに抑えたのだ。
 
 ウエストブルックがターンオーバーを記録しなかった試合は、自身がオクラホマシティ・サンダーに在籍していた2016年3月14日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦以来、約6年ぶり。

 以降は最低でも毎試合1本以上のターンオーバーを犯し、NBAでターンオーバーがカウントされ始めた1977-78シーズン以降ではワーストとなっていたが、その記録は407試合でストップした。

 1月2日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で9本のターンオーバーを記録し批判された際には「ターンオーバーも俺のゲームの一部」と言い返していたウエストブルック。ただ、自身のキャリアでターンオーバーがゼロに終わったのは18試合(レギュラーシーズン限定)あり、その間のチーム成績は13勝5敗(72.2%)と好成績を収めている。

 本日のキングス戦の後半では積極的にパスを回し、よりシンプルにプレーしようとする場面が多く見られた。33歳の万能ガードの最大の武器は積極果敢なゴールへのアタックだが、これを機にプレースタイルの変更に着手するのか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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