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NBA

コロナ禍でチャンスを得たNBA選手たち! 米メディアが“オール10日間契約チーム”を発表<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.01.14

ペイサーズのスティーブンソンを筆頭に、今季は若手からベテランまで多くの選手が10日間契約でチャンスを得た。(C)Getty Images

ペイサーズのスティーブンソンを筆頭に、今季は若手からベテランまで多くの選手が10日間契約でチャンスを得た。(C)Getty Images

 現地時間1月12日、NBAの2021-22レギュラーシーズンは計617試合を消化。全体の半数を終えて折り返し地点を迎えた。

 昨年12月に新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、計11試合が延期となったが、安全衛生プロトコル入りのため離脱した選手たちの不在をカバーすべく、各チームが10日間契約を活用して選手を一時的に補充。その甲斐もあって、今月に入ってからは試合延期はなく、日程通りに進んでいる。

 NBAに光明をもたらした10日間契約を締結した選手たち。その顔触れはさまざまだが、チームへの貢献度は半端ではない。そんな状況下で13日に『The Athletic』のジョン・ホリンジャー記者が選出した“オールNBA10日間契約チーム”を紹介する(※データは1月12日終了時点、チーム名は略称)。

■『The Athletic』による“オールNBA10日間契約チーム”

ランス・スティーブンソン(ホークス、ペイサーズ)
ハッサニ・グラベット(マジック)
デイボン・リード(ナゲッツ)
マルコム・ヒル(ホークス)※ブルズと契約
アルフォンゾ・マッキニー(ブルズ)
スタンリー・ジョンソン(レイカーズ)
マーキーズ・クリス(マブズ)
グレッグ・モンロー(ウルブズ、ウィザーズ)
ギャリー・クラーク(ペリカンズ)
カイル・ガイ(ヒート)
 
 ここまでで最もインパクトを放ったのはスティーブンソンだろう。ホークスでは6試合で平均1.8点、2.5リバウンド、1.8アシストに過ぎなかったものの、4シーズンぶりの帰還となったペイサーズでは6試合で平均12.8点、3.5リバウンド、5.2アシストと大暴れ。

 5日のネッツ戦では第1クォーターだけで20得点を奪うなど計30得点、5アシスト。8日のジャズ戦では16得点、6リバウンド、4スティールに加えてキャリアハイの14アシストをマークするなど、水を得た魚のように躍動している。

 グラベットはドラフト漏れから3シーズン目にして待望のNBAデビュー。今季開幕直前にマジックからウェイブされたものの、25歳の司令塔はチャンスを掴み、8試合(うち先発3試合)の出場で平均6.3点、2.6リバウンド、2.5アシストに3ポイント成功率42.3%(平均1.4本成功)を記録するなど嬉しい誤算となった。
 
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