専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

コロナ禍でチャンスを得たNBA選手たち! 米メディアが“オール10日間契約チーム”を発表<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.01.14

 リードはナゲッツで平均4.0点、3.2リバウンド、1.3アシスト、1.07スティールを残し、10日間契約から2WAY契約へ昇格。ヒルはホークスでの3試合目に13得点をあげると、13日になって当時対戦相手のブルズと10日間契約を結んだ。

 マッキニー、ジョンソン、クリス、モンロー、クラーク、ガイはそれぞれ複数年のNBAキャリアがある実力者たち。マッキニーはブルズで2度の10日間契約の末に本契約、ジョンソンはレイカーズでレブロン・ジェームズらとともに先発の一角を担っている。

 クリスは昨季ケガのため2試合の出場に終わったビッグマン。今季は開幕直前にブレイザーズからカットされたものの、マーベリックスでチャンスを掴んで平均6.1点、3.7リバウンドにフィールドゴール成功率59.6%と上々のプレーを見せている。

 モンローは3シーズンぶりとなったNBA復帰戦でいきなり11得点、9リバウンド、6アシスト、2スティールでウルブズの勝利に貢献。その後ウィザーズとも10日間契約を結んだ。
 
 クラークは12月上旬にペリカンズと契約を結ぶも1月7日にウェイブされ、その後2WAY契約を締結。平均4.0点、2.6リバウンドに加え、3ポイント成功率52.2%(平均1.2本成功)が光る。

 昨季までの2シーズンをキングスでプレーしたガイは、開幕直前にキャブズからカット。だがヒートでチャンスを手にし、平均8.2点、2.3アシスト、フィールドゴール成功率51.4%、3ポイント成功率45.0%(平均1.5本成功)をあげて2度目の10日間契約にこぎつけた。

 なお、ここで紹介された選手たちのほかにも、レイカーズとマブズでプレーして平均8.6点を残したアイザイア・トーマス、セルティックスへ約20年ぶりに復帰したジョー・ジョンソンらベテランの奮闘も話題を呼んだ。

 思わぬ形でチャンスを得た彼らは今後、激しい競争を勝ち抜き、今季終了までの契約を勝ち取ることができるか。新たなスターの登場と合わせて注目したい。

文●秋山裕之(フリーライター)
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号