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昨季に続く巻き返しを誓うウエストブルック「プレーオフへたどり着けば0勝0敗だ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.02.03

レイカーズ加入1年目の今季は成績を落としているウエストブルックだが、昨季に続く後半戦の爆発を誓っている。(C)Getty Images

 現地時間2月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは7試合ぶりのホームゲームでポートランド・トレイルブレイザーズを下し、連敗を3でストップさせた。

 1月21日から30日にかけて行なわれたイースタン・カンファレンスのチームとのロード6連戦では、3試合目のブルックリン・ネッツ戦こそ10点差で勝利し勝率を5割に戻したものの、最後の3試合は大黒柱のレブロン・ジェームズが左ヒザの腫れのため離脱。3連敗を含む2勝4敗で遠征を終えていた。

 現在25勝27敗(勝率48.1%)でウエスタン・カンファレンス9位。レギュラーシーズン残り30試合という状況で、レイカーズはプレーオフ出場を確実にするためには6位のデンバー・ナゲッツ(28勝23敗/勝率54.9%)との3.5ゲーム差を埋めなければならない。

 ここまでチームで唯一フル出場を果たしているラッセル・ウエストブルックはブレイザーズを前に、ワシントン・ウィザーズで過ごした昨季の経験を交えて巻き返しを誓っていた。
 
「昨シーズン、俺は一時17勝32敗で、プレーオフへ進出するチャンスはないと見られていた。でも自分たちにはできるんだというマインドセットを持つことが大事なんだ。互いにそのメンタリティ―を構築することで、誰がいようといなかろうと、チームにその心持ちが生まれれば、(状況は)違うものになってくるんだ」

 昨季のウィザーズは1月末にリーグ最下位に転落すると、2月に一時浮上を見せるも3月に入って再び連敗を繰り返し、4月5日時点で17勝32敗。しかしここからウエストブルックがトリプルダブルを連発してチームを牽引。4月7日から17勝6敗でイースタン・カンファレンス8位まで浮上してレギュラーシーズンを終えると、第7シードをかけたボストン・セルティックスとのプレーイン・ゲームこそ落とすも、インディアナ・ペイサーズとの大一番を制して第8シードの座を掴んだ。
 
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「プレーオフへたどり着けば0勝0敗だ」