現地時間2月20日にオールスターゲームが行なわれたNBAは、約1週間の小休止を経て、24日よりシーズン後半戦に突入した。
特に上位を目指すチームにとって、ここからはポストシーズンも見据えた勝負の時期となる。そこで今回は、“前半戦の終盤”と“後半戦の幕開け”にあたる2月の成績を過去のシーズン別に集計した。第3回は「3ポイント」部門のトップ10をお届けしよう。
■シーズン別2月の3ポイントランキング ※選手名横のカッコ内は、当時所属・該当年
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ・2021年)/75本(14試合)
2位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ・2016年)/67本(10試合)
3位:ジョージ・マクラウド(マーベリックス・1996年)/62本(14試合)
4位:マリーク・ビーズリー(ティンバーウルブズ・2021年)/60本(14試合)
5位:ロンゾ・ボール(ペリカンズ・2021年)/56本(15試合)
6位:ジェームズ・ハーデン(ロケッツ・2019年)/55本(11試合)
6位:ダンカン・ロビンソン(ヒート・2020年)/55本(13試合)
6位:デイミアン・リラード(ブレイザーズ・2021年)/55本(13試合)
9位:ポール・ジョージ(サンダー・2019年)/54本(10試合)
10位:フレッド・ヴァンブリート(ラプターズ・2021年)/53本(14試合)
現代NBAの象徴であるカリーがトップ2を独占し、さすがの実力を見せつける結果となった。その数字も頭ひとつ抜けていて、昨年の2月は14試合で3ポイント75本成功(1試合平均5.4本)と爆発。ちなみに、同年の4月には15試合で96本(同6.4本)というリーグ記録を打ち立て、自身2度目の得点王を手繰り寄せている。
2位の2016年は前人未到のシーズン402本成功の大記録を作った年。このシーズンも2月は絶好調で、10試合で67本を沈め、1試合平均では2021年の4月を上回る6.7本。月間3ポイント成功率53.6%、平均36.7点を叩き出し、チームを9勝1敗に導いた。
3位には唯一90年代の選手がランクイン。96年当時はNBAが3ポイントラインを一時的に短く設定していた時期で、マクラウドはその恩恵も受けて14試合で62本成功と当時としては異例のペースで決めた。
4位以下はいずれも過去3年の選手たちが並ぶ。そのなかでも4位のビーズリーと5位のボールはやや意外なランキング入りと言えるだろう。
2020年の2月にナゲッツからトレードで移籍したビーズリーは、ウルブズ加入後に才能が開花。移籍前後で平均得点を10点以上アップさせると、昨年の2月は3ポイント成功率42.9%、平均21点の大活躍。今年も球宴後の爆発が期待される。
今季からブルズでプレーするボールは、近年アウトサイドのシュートに磨きをかけており、昨季は2月の45.9%を含め、シーズン全体でも37.8%を記録。今季もケガで戦列を離れる1月中旬までは自己最高の42.3%をマークしていた。復帰後も高精度の長距離砲でブルズの勝利に貢献できるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
特に上位を目指すチームにとって、ここからはポストシーズンも見据えた勝負の時期となる。そこで今回は、“前半戦の終盤”と“後半戦の幕開け”にあたる2月の成績を過去のシーズン別に集計した。第3回は「3ポイント」部門のトップ10をお届けしよう。
■シーズン別2月の3ポイントランキング ※選手名横のカッコ内は、当時所属・該当年
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ・2021年)/75本(14試合)
2位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ・2016年)/67本(10試合)
3位:ジョージ・マクラウド(マーベリックス・1996年)/62本(14試合)
4位:マリーク・ビーズリー(ティンバーウルブズ・2021年)/60本(14試合)
5位:ロンゾ・ボール(ペリカンズ・2021年)/56本(15試合)
6位:ジェームズ・ハーデン(ロケッツ・2019年)/55本(11試合)
6位:ダンカン・ロビンソン(ヒート・2020年)/55本(13試合)
6位:デイミアン・リラード(ブレイザーズ・2021年)/55本(13試合)
9位:ポール・ジョージ(サンダー・2019年)/54本(10試合)
10位:フレッド・ヴァンブリート(ラプターズ・2021年)/53本(14試合)
現代NBAの象徴であるカリーがトップ2を独占し、さすがの実力を見せつける結果となった。その数字も頭ひとつ抜けていて、昨年の2月は14試合で3ポイント75本成功(1試合平均5.4本)と爆発。ちなみに、同年の4月には15試合で96本(同6.4本)というリーグ記録を打ち立て、自身2度目の得点王を手繰り寄せている。
2位の2016年は前人未到のシーズン402本成功の大記録を作った年。このシーズンも2月は絶好調で、10試合で67本を沈め、1試合平均では2021年の4月を上回る6.7本。月間3ポイント成功率53.6%、平均36.7点を叩き出し、チームを9勝1敗に導いた。
3位には唯一90年代の選手がランクイン。96年当時はNBAが3ポイントラインを一時的に短く設定していた時期で、マクラウドはその恩恵も受けて14試合で62本成功と当時としては異例のペースで決めた。
4位以下はいずれも過去3年の選手たちが並ぶ。そのなかでも4位のビーズリーと5位のボールはやや意外なランキング入りと言えるだろう。
2020年の2月にナゲッツからトレードで移籍したビーズリーは、ウルブズ加入後に才能が開花。移籍前後で平均得点を10点以上アップさせると、昨年の2月は3ポイント成功率42.9%、平均21点の大活躍。今年も球宴後の爆発が期待される。
今季からブルズでプレーするボールは、近年アウトサイドのシュートに磨きをかけており、昨季は2月の45.9%を含め、シーズン全体でも37.8%を記録。今季もケガで戦列を離れる1月中旬までは自己最高の42.3%をマークしていた。復帰後も高精度の長距離砲でブルズの勝利に貢献できるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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