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「俺たちはアンストッパブル」エンビードがハーデンとの強力デュオに手応え!同僚も「相手はどうしようもない」と2枚看板を称賛<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.02.28

ここまでの2試合、ハーデン(左)とエンビード(右)は見事なコンビネーションを見せている。(C)Getty Images

 現地時間2月10日(日本時間11日、日付は以下同)のデッドライン当日、ブルックリン・ネッツとのトレードでジェームズ・ハーデンとポール・ミルサップを獲得したフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、オールスターブレイク明けに2連勝を飾っている。

 25日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では、スターターとしてシクサーズデビューしたハーデンが27得点、8リバウンド、12アシストと躍動。大黒柱のジェエル・エンビードはゲームハイの34得点、10リバウンド、成長株のタイリース・マキシーも28得点、4スティールをマークし、133-102で快勝を収めた。

 そして27日のニューヨーク・ニックス戦は、ハーデンがトリプルダブル(29得点、10リバウンド、16アシスト)に5スティールのハイパフォーマンスを披露。エンビードも37得点、9リバウンド、4ブロック、マキシーは21得点、7リバウンド、2スティールの活躍を見せ、125-109で同地区のライバルを一蹴してみせた。
 
 この試合、エンビードはフィールドゴール成功率こそ38.9%(7/18)と低調も、フリースローを85.2%の高確率で決め切り、試投数(27本)と成功数(23本)でキャリアハイをマーク。とりわけフリースロー試投数27本という数字は、直近3年間でリーグ最多。ハーデンの10本と合わせて2人だけで計37本を獲得したこともあり、エンビードは新たな相棒との2メンゲームを「アンストッパブルだ」と誇らしげに語った。

「彼は素晴らしいパサーであり、俺は間違いなく相手チームの注意を引くことができる。相手は決断しなきゃならない。俺にずっとつくか、それとも彼につくのか。そこで俺たち2人をほかのヤツらも使って守れば、マティス(サイブル)がリムアタックするし、ワイドオープンになったシューター陣が決め切ってしまう。俺たちとしてはこの調子をキープしていきたいね」

 また、エンビードはポストに陣取ってボールをキープし、そこからポストプレーまたはキックアウトすることをあまり好んでおらず、ハーデン加入によって「俺は毎回のポゼッションでポストアップする必要がなくなった。それが最高なんだ」とも話していた。
 
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