現地時間３月19日（日本時間20日、日付は以下同）、ワシントン・ウィザーズはホームでロサンゼルス・レイカーズと対戦して127－119で勝利。八村塁は今季初先発で25分13秒プレーし、10得点（フィールドゴール５／９、３ポイント０／２）、１リバウンド、１アシスト、２スティールを記録した。

　本来の先発ＰＦであるカイル・クーズマの欠場に伴い、今季30試合目で初めてスターターに名を連ねた八村は、試合最初の攻撃でジャンプショットを決めてチーム初得点をマーク。第１クォーター残り６分19秒にもジャンパー、第２クォーター残り１分41秒にレイアップを決めて６得点をあげて前半を終える。

　後半も先発としてコートに立った八村は第３クォーターに４得点を追加。７試合連続の２桁得点に乗せたものの、チームは劣勢に立たされ、同クォーター残り３分以降はベンチへ。するとここからウィザーズが反撃に転じる。

　この日全６本のフィールドゴールを決めたトーマス・サトランスキーの活躍などで、後半最大15点あったビハインドから６点差まで縮めて第３クォーターを終えると、第４クォーターはイシュ・スミス、ダニエル・ギャフォードらの活躍で逆転に成功。なかでもクリスタプス・ポルジンギスは同クォーターだけで16得点を稼ぎ、逆転勝利の立役者となった。
  　連敗を６で止めたウィザーズはポルジンギスが27得点、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが18得点をマーク。後半の追い上げに貢献したベンチ陣は、ギャフォードとデニ・アブディヤが17得点、サトランスキーが16得点、スミスが４得点、５アシストをあげて計54得点、16アシストを記録した。

　一方のレイカーズはレブロン・ジェームズが第２クォーターに通算得点でカール・マローン（元ユタ・ジャズほか）を抜き、リーグ歴代２位に浮上。試合を通じて38得点、10リバウンド、６アシストをマーク、昨季ウィザーズでプレーしたラッセル・ウエストブルックが22得点、10リバウンド、８アシストをあげたが、試合最後の２分半で３－12と失速し、連敗を逃した。

　連敗を６で止めたウィザーズは30勝40敗でイースタン・カンファレンス11位。次戦は21日、敵地でヒューストン・ロケッツと対戦する。30勝41敗でウスタン・カンファレンス９位のレイカーズは21日に敵地でクリーブランド・キャバリアーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部