現地時間3月19日にキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたワシントン・ウィザーズ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦、レイカーズのラッセル・ウエストブルックが、“歓待”を受けた。
ウエストブルックにとってウィザーズは昨季所属した古巣となる。わずか1シーズンでチームを去ったにもかかわらず、温かく迎え入れられたのは、シーズン後半の超人的な活躍でウィザーズをプレーオフへと導いた姿をワシントンの人々が忘れていなかったからだ。
2020年12月のトレードでヒューストン・ロケッツからウィザーズに加入したウエストブルックは、同球団で65試合の出場し平均22.2点、11.5リバウンド、リーグ1位の11.7アシストあげて、自身4回目のシーズン・トリプルダブルを達成。さらに若手のメンターとしても存在感を放った。
第1クォーター途中に50秒のトリビュート映像が流れると、ワシントンのファンは大歓声でウエストブルックを称えた。この感動的な場面に、試合後、本人がチームとファンに感謝を述べている。
「この組織全体とファンにとても感謝している。(昨季)ワシントンに来た初日から、彼らは俺と家族を歓迎してくれた。昨季からチームに残っている選手やコーチングスタッフとも会えてよかったよ。自分ができることを信じてくれる組織の一員になれて嬉しかった」
昨季、ウエストブルックから多くの影響を受けたというデニ・アブディヤも再会を喜んだ。この日17得点、4リバウンド、4アシストをあげて勝利に貢献した2年目のビッグマンは、試合後に“先輩”から声をかけられたことを明かしている。
「試合が終わると、彼は自分に近づいてきて、『ヘイ、デニ。毎試合このようにプレーしないと怒るぞ。お前の力は分かっているんだからな』って言ってきたんだ。彼は1年目だった自分にとって本当に大切なメンターだったし、彼から多くを学んだんだ」
試合終了間際には八村塁に近づき、仲睦まじく話し込む姿も見られた。今季はレイカーズ不調の要因とされ、厳しいバッシングを浴びるなど苦しい日々を過ごしているウエストブルック。
しかし、こうした一連の出来事は、ラッセル・ウエストブルックという選手がチーム、ファン、そして仲間からも愛される存在であることを改めて証明したと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
ウエストブルックにとってウィザーズは昨季所属した古巣となる。わずか1シーズンでチームを去ったにもかかわらず、温かく迎え入れられたのは、シーズン後半の超人的な活躍でウィザーズをプレーオフへと導いた姿をワシントンの人々が忘れていなかったからだ。
2020年12月のトレードでヒューストン・ロケッツからウィザーズに加入したウエストブルックは、同球団で65試合の出場し平均22.2点、11.5リバウンド、リーグ1位の11.7アシストあげて、自身4回目のシーズン・トリプルダブルを達成。さらに若手のメンターとしても存在感を放った。
第1クォーター途中に50秒のトリビュート映像が流れると、ワシントンのファンは大歓声でウエストブルックを称えた。この感動的な場面に、試合後、本人がチームとファンに感謝を述べている。
「この組織全体とファンにとても感謝している。(昨季)ワシントンに来た初日から、彼らは俺と家族を歓迎してくれた。昨季からチームに残っている選手やコーチングスタッフとも会えてよかったよ。自分ができることを信じてくれる組織の一員になれて嬉しかった」
昨季、ウエストブルックから多くの影響を受けたというデニ・アブディヤも再会を喜んだ。この日17得点、4リバウンド、4アシストをあげて勝利に貢献した2年目のビッグマンは、試合後に“先輩”から声をかけられたことを明かしている。
「試合が終わると、彼は自分に近づいてきて、『ヘイ、デニ。毎試合このようにプレーしないと怒るぞ。お前の力は分かっているんだからな』って言ってきたんだ。彼は1年目だった自分にとって本当に大切なメンターだったし、彼から多くを学んだんだ」
試合終了間際には八村塁に近づき、仲睦まじく話し込む姿も見られた。今季はレイカーズ不調の要因とされ、厳しいバッシングを浴びるなど苦しい日々を過ごしているウエストブルック。
しかし、こうした一連の出来事は、ラッセル・ウエストブルックという選手がチーム、ファン、そして仲間からも愛される存在であることを改めて証明したと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- “神童”ドンチッチの「一番好きな選手はデュラント」。理由は「簡単そうに見えて、誰にも真似できない」<DUNKSHOOT>
- 「アグレッシブになる必要がある」シクサーズ加入後8勝2敗と好調なハーデン。エンビードも「正しいプレーができている」<DUNKSHOOT>
- 【NBA】八村塁が今季初先発で10得点、連敗を6でストップ。レイカーズはレブロンが通算得点歴代2位浮上も終盤に失速<DUNKSHOOT>
- 「ジョーダンはピッペンなしでも勝てた」泥沼化する“最強デュオ”の関係性に元同僚が言及<DUNKSHOOT>
- レインビア&ロッドマン――芸術的なラフプレーで他球団から恐れられた“最凶コンビ”【NBAデュオ列伝|前編】<DUNKSHOOT>