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【NBA】八村塁、17得点7リバウンドで勝利に貢献!3ポイント成功数は36試合目で昨季の45本に並ぶ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.03.31

マジック戦、前半終了間際にダンクを決める八村。チーム3位の17得点をあげて勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間3月30日(日本時間31日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはホームでオーランド・マジックと対戦して127-110で勝利。先発出場した八村塁は28分52秒プレーし、17得点(フィールドゴール7/15、3ポイント1/4、フリースロー2/2)、7リバウンド、3アシスト、2ブロックを記録した。

 7試合連続でスターターに名を連ねた八村は、開始20秒にフェイントからプルアップジャンパーを決めてチーム初得点をマーク。その後もフリースローとレイアップで加点し、6得点で第1クォーターを終える。

 第2クォーターは35-47とリードを許した残り7分36秒に登場。さっそくこの日最初の3ポイントを決めると、残り2分59秒には3点差に迫るジャンプショット、同点に追いついた前半ラストにはディフェンスから速攻に転じ、華麗なダンクを叩き込んでリードに導いて折り返した。

 58-56で迎えた後半も八村は随所に存在感を発揮。第3クォーター残り9分8秒には1オン1からドライブで切り込み、鮮やかなダブルクラッチでネットを揺らした。
 
 11点をリードした第4クォーター残り2分には味方の3ポイントをアシストすると、直後にとどめのジャンプショットを突き刺し勝利を演出。21得点をあげた前戦に続く17得点をあげ、直近13試合で12回目の2桁得点、リバウンドとアシストも今季自身2番目の数字を残した。

 3ポイントは4本中1本の成功にとどまったものの、シーズンの成功数では45本で昨季に並ぶ自己最多タイに。なお、昨季は57試合の出場で試投は137本(成功率32.8%)だったのに対し、今季は36試合目の出場で試投98本(成功率45.9%)と進歩を遂げている。

 後半を69-54と主導権を握ったウィザーズは2試合ぶりの勝利。クリスタプス・ポルジンギスが今季最多の35得点、8リバウンドで牽引したほか、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが25得点、控えのダニエル・ギャフォードが17得点、7リバウンド、3ブロックを記録した。また、先発のトーマス・サトランスキーは無得点ながら10リバウンド、13アシストというNBA史上3度目の"珍ダブルダブル"を達成している。

 ウィザーズは33勝43敗でイースタン・カンファレンス12位。残り6試合でプレーイン・トーナメント圏内の10位とは6ゲーム差とポストシーズン進出は絶望的だが、次戦4月1日にはホームでダラス・マーベリックスを迎える。

構成●ダンクシュート編集部
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