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NBA

「100%永久欠番にされるべき」デュラントの“異例の要求”にウォリアーズのレジェンドOBが賛同した理由とは<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.04.04

デュラント(写真)のウォリアーズでの永久欠番化にマリンは賛同。はたして背番号35がアリーナの天井に掲げられる日は来るのか。(C)Getty Images

デュラント(写真)のウォリアーズでの永久欠番化にマリンは賛同。はたして背番号35がアリーナの天井に掲げられる日は来るのか。(C)Getty Images

 ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、13年のキャリアで数々の輝かしい実績を残してきた。

 オクラホマシティ・サンダー時代の2014年にシーズンMVPを受賞すると、ゴールデンステイト・ウォリアーズ在籍時の2017~19年には3年連続でファイナルに出場、うち2017、18年は優勝し、ともにファイナルMVPを獲得。得点王は4度、オールスター選出12度、オールNBAチーム入り9度、そしてリーグ75周年記念チームにも名を連ねた、誰もが認めるスーパースターだ。

 そんなデュラントは、現地時間3月31日に米メディア『The Ringer』で公開されたインタビュー記事にて、古巣サンダーとウォリアーズに対し“自身が着用したジャージーの永久欠番化”を要求。「OKC(オクラホマシティ)は俺のジャージーを永久欠番にしなければならない。そうしなければバスケットボールにとって良くないだろう。ゴールデンステイトについても同じだ」と語り、小さくない話題となった。
 
 デュラントがサンダーで残した実績は十分だが、プレーオフでウォリアーズに敗北して迎えた2016年のオフ、よりによってそのウォリアーズへFA(フリーエージェント)移籍した経緯もあり、街やファンの心象は最悪だ。また、ウォリアーズでは2度の優勝を成し遂げたものの、在籍はわずか3年。両球団とも間違いなく永久欠番になると断言するのは難しいかもしれない。

 そんななかで、背番号17がウォリアーズで永久欠番となっている球団OBのクリス・マリンは、デュラントのジャージーもウォリアーズの本拠地チェイス・センターの天井に掲げられる資格があると主張。出演した米放送局『NBC Sports』のベイエリア版にて、その可能性を「100%」だと断言し、その理由をこう話した。

「ケビン・デュラントがここゴールデンステイト・ウォリアーズに在籍した期間、3度NBAファイナルに出場し、2度のファイナルMVPを勝ち取った。そして彼は自身の身体を犠牲にして、3度目の優勝も目指したんだ。

 彼はバスケットボール史上で、誰も観たことがない唯一無二の選手。この世代(の選手たち)は、バスケットボールのゲームにこれまで見たことがないようなインパクトを与えているからこそ、様々なフランチャイズで多くのジャージーが永久欠番になっているんだ」
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