ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは長年NBA界を牽引し、現役にしてレジェンドの座を確立している。そんな"キング"は、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)やコビー・ブライアント(元レイカーズ)以上に一緒に組んでみたかった選手がいるという。
2003年のドラフト1位指名でNBA入りしたレブロンは、ルーキーイヤーからクリーブランド・キャバリアーズのエースとして君臨し、瞬く間にスターダムを駆け上がる。故郷で7年間プレーし、10年のオフにマイアミ・ヒートへ移籍。ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュと"ビッグ3"を結成して12、13年にリーグ連覇を成し遂げた。
そして、14年には古巣キャブズへ復帰。16年にフランチャイズに初優勝をもたらす原動力となり、18年に移籍したレイカーズでも加入2年目の20年に頂点に立っている。
今季はプレーオフ進出こそ逃したが、37歳にしてリーグ2位相当の平均30.3点をあげ、史上初の通算1万得点、1万リバウンド、1万アシストも達成。さらにはカール・マローン(3万6928点)を抜いて通算得点で歴代2位(3万7062点)に浮上し、レギュラーシーズンとプレーオフの合計得点でも英雄カリーム・アブドゥル・ジャバーを上回って単独トップへ。これまで刻んできた功績は、"The Chosen One(選ばれし者)"の異名にふさわしいものだ。
そんなレブロンが、YouTubeに公開された『UNINTERRUPTED』の『The Shop』最新回に出演。「どの選手とチームを組みたいか?」という問いに対し、現代の選手ではステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)をチョイス。今年のオールスターでカリーが50得点でMVPに輝いた際にも「彼は別の惑星から来た」と称えていたが、その評価は揺らがないようだ。
「俺はステフィン・カリーのすべてが好きだ。彼が車を降りてアリーナに入ってくる瞬間から守った方がいい。いや、もはやベッドから起き上がる時から守りたいかもね。これはマジだよ」
一方で、OB枠ではプロ入り前から比較されてきたジョーダンやコビーをリスペクトしつつ、スコッティ・ピッペン(元ブルズほか)とペニー・ハーダウェイ(元オーランド・マジックほか)というある意味で"意外"な名前を挙げた。
「俺はスコッティ・ピッペンが好きだ。スコッティは凄かった。MJ(ジョーダン)がクレイジーなのは明白だし、コビーも異次元だった。でも、俺はスコッティ・ピッペン、ペニー・ハーダウェイと組みたい。なぜなら、彼らの中に自分が見えるからだ。ピッペンとペニーはサイズのあるポイントフォワードで、周囲を巻き込み、すべてのポジションを守れる。まるで自分自身のようだった」
レブロンは希代のオールラウンダー2人に自分との共通点を見出し、"同僚"に指名していた。
構成●ダンクシュート編集部
2003年のドラフト1位指名でNBA入りしたレブロンは、ルーキーイヤーからクリーブランド・キャバリアーズのエースとして君臨し、瞬く間にスターダムを駆け上がる。故郷で7年間プレーし、10年のオフにマイアミ・ヒートへ移籍。ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュと"ビッグ3"を結成して12、13年にリーグ連覇を成し遂げた。
そして、14年には古巣キャブズへ復帰。16年にフランチャイズに初優勝をもたらす原動力となり、18年に移籍したレイカーズでも加入2年目の20年に頂点に立っている。
今季はプレーオフ進出こそ逃したが、37歳にしてリーグ2位相当の平均30.3点をあげ、史上初の通算1万得点、1万リバウンド、1万アシストも達成。さらにはカール・マローン(3万6928点)を抜いて通算得点で歴代2位(3万7062点)に浮上し、レギュラーシーズンとプレーオフの合計得点でも英雄カリーム・アブドゥル・ジャバーを上回って単独トップへ。これまで刻んできた功績は、"The Chosen One(選ばれし者)"の異名にふさわしいものだ。
そんなレブロンが、YouTubeに公開された『UNINTERRUPTED』の『The Shop』最新回に出演。「どの選手とチームを組みたいか?」という問いに対し、現代の選手ではステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)をチョイス。今年のオールスターでカリーが50得点でMVPに輝いた際にも「彼は別の惑星から来た」と称えていたが、その評価は揺らがないようだ。
「俺はステフィン・カリーのすべてが好きだ。彼が車を降りてアリーナに入ってくる瞬間から守った方がいい。いや、もはやベッドから起き上がる時から守りたいかもね。これはマジだよ」
一方で、OB枠ではプロ入り前から比較されてきたジョーダンやコビーをリスペクトしつつ、スコッティ・ピッペン(元ブルズほか)とペニー・ハーダウェイ(元オーランド・マジックほか)というある意味で"意外"な名前を挙げた。
「俺はスコッティ・ピッペンが好きだ。スコッティは凄かった。MJ(ジョーダン)がクレイジーなのは明白だし、コビーも異次元だった。でも、俺はスコッティ・ピッペン、ペニー・ハーダウェイと組みたい。なぜなら、彼らの中に自分が見えるからだ。ピッペンとペニーはサイズのあるポイントフォワードで、周囲を巻き込み、すべてのポジションを守れる。まるで自分自身のようだった」
レブロンは希代のオールラウンダー2人に自分との共通点を見出し、"同僚"に指名していた。
構成●ダンクシュート編集部
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