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NBA

現役選手のプレーオフ通算勝利数TOP10!1位は断トツでレブロン、2位にはウォリアーズの名脇役がランク<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.04.20

プレーオフの通算勝利数1位は断トツでレブロン(左)。2位は2015年から6年連続でファイナルに進出したイグダーラ(右)がランクした。(C)Getty Images

プレーオフの通算勝利数1位は断トツでレブロン(左)。2位は2015年から6年連続でファイナルに進出したイグダーラ(右)がランクした。(C)Getty Images

 現地時間4月16日、NBAは東西の16チームが優勝をかけて争うプレーオフが開幕した。リーグの頂点に立つには4つのシリーズで4勝、計16勝する必要があるため、知識と経験がモノを言う。ここでは着実に白星を重ねてきた、現役選手のプレーオフ通算勝利数TOP10を紹介する。

■現役選手のプレーオフ通算勝利数TOP10
10位:ステフィン・カリー(79勝)
9位:サージ・イバカ(81勝)
8位:カワイ・レナード(86勝)
7位:ユドニス・ハズレム(87勝)
5位タイ:クレイ・トンプソン(88勝)
5位タイ:ドレイモンド・グリーン(88勝)
4位:ケビン・デュラント(95勝)
3位:ダニー・グリーン(100勝)
2位:アンドレ・イグダーラ(104勝)
1位:レブロン・ジェームズ(174勝)

 10位はウォリアーズの主砲カリー。34歳の天才シューターは、15年から19年まで5年連続でファイナルに進み、3度の優勝(15、17、18)を勝ち取った。1回戦負けは14年の1回のみで、通算勝率は69.2%(79勝35敗)を誇る。

 9位のイバカは、サンダー時代の12年にファイナルに進出し、19年にはラプターズで頂点に。今季は前年王者のバックスに在籍しており、2度目の優勝のチャンスは十分だ。

 レナードは今季ケガで全休し、所属するクリッパーズもプレーオフを逃してしまったが、シーズンで50試合以上出場した年はいずれもポストシーズンでプレー。ファイナルには3回進み、14年はスパーズ、19年はラプターズでファイナルMVPに輝いている。

 現役最年長41歳のハズレムはヒート3度の優勝(2006、12、13)をすべて経験している縁の下の力持ち。16年を最後にプレーオフの試合には出場していないが、それでも7位にランクした。
 
 5位タイにはウォリアーズ生え抜きのトンプソンとグリーンが入った。前者は正確無比かつクイックリリースなジャンパーで、後者は攻守でオールラウンドなプレーでカリーの負担を軽減し、3度の優勝に大きく貢献した。

 現在ネッツのエースを務めるデュラントが4位にランク。現役最高のスコアラーは、サンダー時代の12年、ウォリアーズ在籍時の17、18年にファイナルへ出場、12年はレブロン、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3擁するヒートに敗れたが、17、18年はレブロン率いるキャブズを圧倒し2年連続でMVPを手にした。

 グリーンはティム・ダンカン、レブロン、レナードといったスーパースターと共闘経験があり、異なる3チーム(スパーズ、ラプターズ、レイカーズ)でチャンピオンリングを獲得。通算勝率64.6%(100勝以上あげた選手が対象)は歴代12位となっている。 

 ウォリアーズのビッグ3を上回り、2位になったのは15年のファイナルMVPイグダーラだ。38歳の名脇役は15~19年のウォリアーズ時代、さらに20年に加入したヒートでもファイナルの舞台を経験、プレーオフは11年から今季まで12年連続で出場している。

 2位以下を大きく引き離して1位に輝いたのはレブロン。NBAの“キング”はヒートで2回、キャブズとレイカーズで1回優勝しており、11年~18年は8年連続でファイナルに進出している。歴代でも2位のデレック・フィッシャー(161勝)に10勝以上の差をつけてトップに立つが、18年のレイカーズ移籍後は4年間で2度もプレーオフを逃すなど停滞している。

構成●ダンクシュート編集部
 
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