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NBA

八村塁が2試合連続の20点超え!リーグ首位の強豪相手に成長を示した一方で、新たな課題も…

秋山裕之

2019.11.14

9月のW杯でも対戦したブラウン(左)とマッチアップ。ともに20点超えと一歩も引かない戦いを演じた。(C)Getty Images

9月のW杯でも対戦したブラウン(左)とマッチアップ。ともに20点超えと一歩も引かない戦いを演じた。(C)Getty Images

 11月13日(日本時間14日)、ワシントン・ウィザーズはアウェー3連戦の初日を迎え、TDガーデンでリーグ首位に立つボストン・セルティックスと対戦した。

 八村塁のマッチアップは、2016年ドラフト1巡目3位指名のジェイレン・ブラウン。今夏のワールドカップにアメリカ代表として出場したアスレティックウイングだ。

 開始1分、八村はトーマス・ブライアントのショットのこぼれ球を拾うと、そのブラウンをドライブでかわして左腕1本でダンク。さらに第1クォーター残り9分34秒には、トップ・オブ・ザ・キー付近で183㎝のケンバ・ウォーカーとのミスマッチをついて、得意のミドルレンジジャンパーを成功させた。

 しかしその直後のディフェンスでエネス・カンターへファウルをしてしまい、この試合早くも2回目。開始3分で1度ベンチへと下がった。

 第2クォーター残り8分3秒。コートに戻った八村は、同5分38秒に右45度付近からプルアップジャンパーをヒット。その1分半後にはスティールから自らドリブルで持ち込んで同点のレイアップを沈めた。
 
 残り2分37秒には右サイドでブラウンと1対1の場面になるも、相手のタフな守備に態勢を崩され、この試合初のミスショット。それでも次のポゼッションではブライアントとのハイ&ローの連携からゴール下で加点。早くも2桁得点に到達した。

 前半を終えて、ウィザーズはブラッドリー・ビールが24得点と絶好調。八村は10分3秒のプレータイムで10得点、1リバウンド、1スティールでフィ―ルドゴール83.3%(5/6)をマーク。チームも66-68と、好調チーム相手に食らいついてみせた。

 八村は後半最初のシュートを落とすも、残り10分28秒に3ポイントラインからブラウンを抜き去りリバースレイアップを成功。タイムアウト明けとなった残り8分49秒には、アイザイア・トーマスのアシストからジャンパー、その1分後にも再びトーマスのロブパスを空中で受け取り、タップシュートを沈めた。

 しかし、第3クォーター残り6分10秒にブラウンとのポジション取りで4つ目のファウルをコールされてしまい、再びベンチに。ここまでフィールドゴール80.0%(8/10)の16得点を記録していたものの、ファウルトラブルによってプレータイムが制限されてしまう。
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