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NBA

八村塁が快挙! 今季2度目の20点オーバーを記録し、デビューから8戦目で100得点に到達!

秋山裕之

2019.11.09

この日の八村は前半で7本のフィールドゴールをすべて決めて15得点。トータルでも21得点、7リバウンドの活躍を演じた。(C)Getty Images

この日の八村は前半で7本のフィールドゴールをすべて決めて15得点。トータルでも21得点、7リバウンドの活躍を演じた。(C)Getty Images

 11月8日(日本時間9日)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナで、クリーブランド・キャバリアーズとの今季初戦に臨んだ。

 試合序盤からターンオーバーを連発したウィザーズは、開始約2分でキャブズに10点のリードを奪われる。ウィザーズはタイムアウト明けのプレーで八村塁がトリスタン・トンプソン相手に左コーナー付近からステップバックジャンパーを決め、2試合ぶりの得点をマーク。

 残り8分33秒、八村はケビン・ラブとの1対1でフェイクを交えたドライブでリング下までアタック。ショットこそ決まらなかったものの、ラブのファウルを誘ってフリースロー2投中1本を決める。

 すると残り8分5秒、八村は今季初先発となったトロイ・ブラウンJr.のコーナーからの3ポイントをお膳立て。残り6分39秒にはファーストブレイクでアイザイア・トーマスのアシストからリング下で加点。5得点目をマークした八村は、第1クォーター残り5分13秒にベンチへ下がった。

 第2クォーターは残り9分37秒にコートに戻った八村は、その約30秒後にハイポストに陣取ったトーマス・ブライアントからのパスを受け、ボースハンドダンクを叩き込む。

 だが今度はラブがベテランのスキルをルーキーへ見せつける。残り6分14秒、八村とのポジション争いからパスを受け取り、ヘルプに入ったブライアントのファウルを誘ってフリースロー2本を成功。残り5分45秒にはトップ・オブ・ザ・キーから八村をフェイクで跳ばせて3本のフリースローを獲得し、そのうち1本を成功。
 
 しかしこの日は八村のシュートタッチが絶好調。残り2分4秒にペイントエリアへ持ち込んでジャンパー、残り1分41秒にはトランジションからリング下で得点。残り1分11秒にミスマッチからアリウープを狙い、オフェンシブ・ファウルを吹かれてしまったものの、八村の勢いは止まらない。

 前半残り1分を切り、八村がディフェンシブ・リバウンドをもぎ取って自らボールプッシュ。周囲にいる選手たちの動きを見ながらリング下へ入り込み、最後は高めにレイアップを放って見事成功。残り24.2秒にはオフェンシブ・リバウンドをもぎ取ると、右45度付近からラリー・ナンスJr.との1対1となり、得意のプルアップジャンパーを決めてみせた。

 前半、八村は約16分プレーして両チーム最多の15得点に4リバウンド、1アシスト、1スティール。フィールドゴールは100%(7/7)、フリースローは50.0%(1/2)の活躍を見せた。しかし出場時間帯における得失点差はマイナス12。ウィザーズは前半だけでターンオーバーを11回も犯し、67失点(52-67で15点ビハインド)も許していたことが要因となった。
 
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