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“カリー批判”を疑われたレディックが火消し「最後の対戦で彼にはサイン入りジャージーをねだった」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.23

現役時代のカリー(右)とのエピソードを語ったレディック(左)。(C)Getty Images

 レギュラーシーズンの通算成功数歴代1位(3117本)をはじめ、3ポイントに関する数々のリーグ記録を保持するステフィン・カリー。現役どころか歴史上で見ても最高のシューターであるカリーに対しては、同じく3ポイントの名手だったJJ・レディックもやはり一目置いているようだ。

 レディックは現地時間5月22日(日本時間23日、日付は以下同)に配信された自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Old Man and the Three』で、現役時代のエピソードを回想。自身が憧れていたレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)、そしてカリーとの思い出を語った。

「私のキャリアにおいて、2人の選手以外に何かを求めたことはなかった。レイ・アレンは、私が『選手としてこうなりたい』と思った男。初めて対戦した時、お願いしてシューズをもらったんだ。そして(ゴールデンステイト)ウォリアーズと最後に対戦した時は、試合前のステフ(カリーの愛称)に『君と戦うのはこれが最後だから、サイン入りのジャージーが欲しいんだ』と言った。2人だけなんだよ。ステフは私の一番好きな選手なんだ」

 そうカリーへの思いを口にしたレディック。ただ、こう語ったのには訳がある。
 
 先日出演した『ESPN』の番組『First Take』内で、レディックは「勝負所ではカリーではなくルカ・ドンチッチにボールを持たせる」と発言。その理由にサイズの違いを挙げ、「試合終盤にシュートを打たせるために、カリーの場合は多くの選手が彼のために動かなければならない。一方でドンチッチの場合は、彼にボールを渡すだけ。ゲーム終盤はサイズが重要なんだ」と話したのだが、これが一部で"カリー批判"と受け止められたからだ。

 実際に、先のポッドキャストでの発言の前には「私は誰かを批判したいわけじゃない。私を知っている人なら、ステフが私のお気に入りの選手であることを知っているよ」と話していたレディック。ある意味"火消し"にかかったわけだが、同じシューターとしてカリーの凄さは誰よりもわかっているはずだけに、「最も好きな選手」と語った言葉はおそらく真実だろう。

構成●ダンクシュート編集部

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