現地時間5月23日、ボストンのTDガーデンでボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートのイースタン・カンファレンス・ファイナル第4戦が行なわれた。
ヒートの2勝1敗で迎えたこの試合、セルティックスは守備の要であるマーカス・スマートが右足首の捻挫、対するヒートも得点源の一角であるタイラー・ヒーローが右肩のケガで欠場。セルティックスはスマートに代わってデリック・ホワイトが先発を務めた。
第1クォーター、セルティックスはエースのジェイソン・テイタムが12得点、ホワイトが10得点を奪取。この2人を中心に攻守でアグレッシブなプレーを見せ、開始5分で12-1、残り2分には26-4と22点差をつけるなど序盤からヒートに大量リードを奪われた第3戦とは真逆の展開で、29-11と大差で最初の12分を終えた。
第2クォーターもセルティックスはテイタムが12得点と引き続き好調を維持。一方のヒートは控えのヴィクター・オラディポが18得点をマークする活躍を見せたが、チーム全体でフィールドゴール(FG)成功率が27.5%(11/40)とシュートが決まらず。
さらに前半だけでテイタムに12本のフリースロー(試投は12本)を筆頭に、フリースローで21点を許し、57-33とセルティックスの最大リードで前半で折り返した。
後半に入ってもヒートはリズムを掴めず、セルティックスは残り8分半にテイタムのジャンパーで67-37と30点差をつける。終盤にヒートは7-0のランを作ったものの、結局このクォーターは両チームともFG成功率が3割台、スコアは76-52と前半終了時と得点差は変わらなかった。
第4クォーター、セルティックスはスタートからテイタム、ジェイレン・ブラウン、アル・ホーフォードのスタメン3人がコートに立ったのに対し、ヒートはジミー・バトラー、バム・アデバヨ、カイル・ラウリー、PJ・タッカー、マックス・ストゥルースの先発全員が出場せず、点差は開く一方。
その後はセルティックスも主力をベンチに下げるガーベッジタイムとなり、最終スコアは102-82。セルティックスが対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。
勝利したセルティックスはテイタムが31得点、8リバウンド、5アシスト、ホワイトが13得点、8リバウンド、6アシスト、ブラウン、ロバート・ウィリアムズ三世が12得点、ペイトン・プリチャードが14得点、ホーフォードが13リバウンド、4ブロックをあげたほか、リバウンドで60-39と大差をつけた。
完敗したヒートは控えのオラディポが23得点、ダンカン・ロビンソンが14得点、ケイレブ・マーティンが12得点をあげたが、チーム全体のFG成功率は33.3%(30/90)で先発は5人合わせてわずか18得点(最多はアデバヨの9得点)。これは1970-71シーズン以降では最少の数字だった。
第5戦は舞台をマイアミのFTXアリーナに移し、5月25日(日本時間26日)行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
ヒートの2勝1敗で迎えたこの試合、セルティックスは守備の要であるマーカス・スマートが右足首の捻挫、対するヒートも得点源の一角であるタイラー・ヒーローが右肩のケガで欠場。セルティックスはスマートに代わってデリック・ホワイトが先発を務めた。
第1クォーター、セルティックスはエースのジェイソン・テイタムが12得点、ホワイトが10得点を奪取。この2人を中心に攻守でアグレッシブなプレーを見せ、開始5分で12-1、残り2分には26-4と22点差をつけるなど序盤からヒートに大量リードを奪われた第3戦とは真逆の展開で、29-11と大差で最初の12分を終えた。
第2クォーターもセルティックスはテイタムが12得点と引き続き好調を維持。一方のヒートは控えのヴィクター・オラディポが18得点をマークする活躍を見せたが、チーム全体でフィールドゴール(FG)成功率が27.5%(11/40)とシュートが決まらず。
さらに前半だけでテイタムに12本のフリースロー(試投は12本)を筆頭に、フリースローで21点を許し、57-33とセルティックスの最大リードで前半で折り返した。
後半に入ってもヒートはリズムを掴めず、セルティックスは残り8分半にテイタムのジャンパーで67-37と30点差をつける。終盤にヒートは7-0のランを作ったものの、結局このクォーターは両チームともFG成功率が3割台、スコアは76-52と前半終了時と得点差は変わらなかった。
第4クォーター、セルティックスはスタートからテイタム、ジェイレン・ブラウン、アル・ホーフォードのスタメン3人がコートに立ったのに対し、ヒートはジミー・バトラー、バム・アデバヨ、カイル・ラウリー、PJ・タッカー、マックス・ストゥルースの先発全員が出場せず、点差は開く一方。
その後はセルティックスも主力をベンチに下げるガーベッジタイムとなり、最終スコアは102-82。セルティックスが対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。
勝利したセルティックスはテイタムが31得点、8リバウンド、5アシスト、ホワイトが13得点、8リバウンド、6アシスト、ブラウン、ロバート・ウィリアムズ三世が12得点、ペイトン・プリチャードが14得点、ホーフォードが13リバウンド、4ブロックをあげたほか、リバウンドで60-39と大差をつけた。
完敗したヒートは控えのオラディポが23得点、ダンカン・ロビンソンが14得点、ケイレブ・マーティンが12得点をあげたが、チーム全体のFG成功率は33.3%(30/90)で先発は5人合わせてわずか18得点(最多はアデバヨの9得点)。これは1970-71シーズン以降では最少の数字だった。
第5戦は舞台をマイアミのFTXアリーナに移し、5月25日(日本時間26日)行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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