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NBA

【NBA】3ポイント攻勢でマブズがシリーズ初勝利!ドンチッチは30得点、14リバウンド、9アシスト!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.25

ドンチッチ(左)はあと1アシストでトリプルダブルの大活躍で勝利の立役者に。カリー(右)とのエース対決も制した。(C)Getty Images

ドンチッチ(左)はあと1アシストでトリプルダブルの大活躍で勝利の立役者に。カリー(右)とのエース対決も制した。(C)Getty Images

 現地時間5月24日、ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックスとゴールデンステイト・ウォリアーズのカンファレンス・ファイナル第4戦が行なわれた。

 ウォリアーズが3勝0敗とNBAファイナルに王手で迎えたこの試合。後のないマブズは序盤からエースのルカ・ドンチッチがディフェンスを引き付け、ドリアン・フィニー・スミス、マキシー・クリバーとレジー・ブロックがそれぞれ2本の3ポイントを決めるなど、28-24とリードを奪って第1クォーターを終える。

 第2クォーター序盤、ウォリアーズはジョーダン・プールに加え、ジョナサン・クミンガ、モーゼス・ムーディ―のルーキーコンビが得点を重ねて逆転に成功。しかしマブズもダービス・ベルターンやブロックの3ポイントで再びリードを奪う。

 2桁までリードを広げられたウォリアーズはたまらず先発のステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズの3人をコートに戻す。それでもマブズは前半だけで11本の3ポイントを決め、62-47とマブズは15点差をつけて試合を折り返した。
 
 第3クォーター、アリーナの雨漏りでスタートが遅れるアクシデントもあったが、マブズはフィニー・スミスの2連続3ポイントやドンチッチの個人技で72-50と大量リードを奪った。

 ウォリアーズは確率の高い2ポイントを着実に決めて流れを変えようと試みるが、畳み掛けるマブズはドンチッチとブロックの3ポイント、スペンサー・ディンウィディーも2本連続で長距離砲を決め、99-70とさらに点差を広げてクォーターを終了。

 最終クォーター、全員がベンチプレーヤーのウォリアーズはいきなり9-0のランで20点差に。タイムアウト後にマブズはフィニー・スミスとブロック、さらにはドンチッチもコートへ復帰するも、ウォリアーズは引き続き、セカンドユニットの奮闘で残り3分22秒で102-110と8点差まで縮める。

 ウォリアーズはカリー、ウィギンズ、クレイ・トンプソンを戻したが、ドンチッチの活躍でマブズが119-109で何とか逃げ切った。

 シリーズ初勝利をあげたマブズはドンチッチが30得点、14リバウンド、9アシスト、フィニー・スミスが23得点、ブロックが18得点、ブランソンが15得点、クリバーが13得点を記録。ブロックの6本を筆頭に、チーム全体で20本の3ポイントを沈めた。

 ウォリアーズはカリーが20得点、8アシスト、ウィギンズが13得点、トンプソンが12得点に加え、クミンガが17得点、8リバウンド、プールが14得点、ムーディーが10得点をマーク。勝利は逃したが、第4クォーターは39-20と圧倒し、ベンチスコアは51ー33と大きく上回った。

 第5戦は舞台をウォリアーズのホーム、チェイス・センターに移して5月26日(日本時間27日)に開催される。
 
構成●ダンクシュート編集部
 
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